つい先日、台風が日本を横断していきましたね。
私の住む東京も夕方から夜にかけて、ザーザー降りの雨がひどかったです。
いよいよこれから台風のシーズンが本格的に到来します。
テレビでは、台風による暴風雨の中、懸命に会社に出社しようとするサラリーマンの様子がよく放送されますよね。
私も元サラリーマンですから、会社での仕事が大事なことはよくわかります。
でも台風の中、無理してでも会社に出社しないといけないのは、今になってみると『どうなんだろう?』と疑問に感じます。
台風でひどい状況なら、いっそ会社を休みにしてくれたら誰もがうれしいですよね。
そうする方法はないんでしょうか?
というわけで、ここでは台風の日に会社を休みたいのに休めない会社員はどうすればいいか、考えてみました。
Contents
台風の日は会社を休みにすればいいのにと思う理由
最初に、台風の日は会社を休みにすればいいのにと思う理由について挙げてみました。
交通機関がマヒしている
台風が直撃した地域は電車やバスなど会社員が普段使用する交通機関がマヒしてしまいます。
運行ダイヤに遅れが出ているからと、朝早く出社していつもより早い電車に乗るも、会社に到着する時間はいつもと同じだったり、下手すると遅刻ということも。
遅れが出ている程度ならまだいいですが、運休となってしまってはお手上げですよね。
余計な出費も
電車やバスが運休となってしまったので、ならばタクシーとタクシー乗り場の行列に並ぶ人たちも多いですね。
順番待ちしてようやくタクシーに乗り込み、なんとか会社に出社。
そのタクシー代を会社が支給してくれればいいですが、そんな会社ないですよね。
泣く泣く自腹を切るしかありません。
また、翌朝に台風が最接近するとわかっていたら、あらかじめその日は自宅に帰らず、会社近くのビジネスホテルを予約して泊まるという人も。
意地でも会社を休んだり遅刻したりしないぞという強い義務感はえらいと思いますが、そのホテル代も会社は支給してくれるはずもなく自腹です。
これでは台風が来るたびに余計な出費がかさんでしまいますね。
通勤が危険
台風が近づいている中、自宅から最寄り駅、また下車した駅から会社までは歩いて移動しなければいけません。
大型の台風の場合、暴風で何が飛んでくるかわかりませんよね。
通勤途中で飛んできたものがぶつかり、怪我をするケースもありえます。
通勤途中での怪我は労災がおりますが、怪我を負ってまで会社に出社したい人なんていませんよね。
そんな危険な状況でも社員を出社させる会社ってどうなんだろう?と思います。
仕事に身が入らない
なんとか会社にたどり着いたとしても、台風の風雨によって服はびしょ濡れ。
通勤時間も普段の倍かかり、会社についた時点ですでに疲労困憊ということも。
さらに台風による低気圧の影響で、頭痛や腰痛、耳鳴りなどの体調不良が発生する人もいます。
そんな状態では高いパフォーマンスで仕事ができるとは言えず、とても仕事に身が入りませんよね。
どうすれば台風の日は会社を休みにできるか?
日本のサラリーマンは正直働きすぎです。
台風の日くらい、出社せず会社を休みにしたいですよね。
ではどうすれば台風の日に会社を休みにできるでしょう?
融通の利く勤務スタイルの会社に入る
毎月ある程度の日数会社に出社すれば、あとは在宅での仕事が可能な融通の利く勤務スタイルの会社なら台風の日くらい難なく休めますよね。
とはいえ、まだまだ旧態依然としたスタイルの会社が多い日本にとって、こんな自由度の高い勤務スタイルの会社は数少ないことでしょう。
また業種によってはどうしても出社しないと仕事が成立しないところも多いですよね。
ここまででなくとも、『台風で天候が悪い日は無理して出社しなくてもいい、出社するにしてもゆっくりで構わない』という風土の会社に勤めることですね。
そうなると規模の大きな会社の方が可能性は高いでしょうか。
ともあれ、ITがより発展して、社員が出社しなくても仕事が回せる会社が増えてくれたらと思います。
国からお達ししてもらう
いっそ、国から『今日は台風が直撃するので、〇〇にお住まいの方、〇〇に職場のある方は自宅待機してください』という風に今日は出社しなくていいですよ、というお達しをしてもらえたら最高ですね。
そんなこと可能なの?と一見思いがちですが、そういう国が現実にあります。
それは台湾です。
台湾では、台風が近づくと国全体がお休み状態になり、どこの会社もお店もお休みになります。
台風休みの情報はテレビ放送やインターネットで得られます。
つまり公休となるわけで、これなら何の気遣いもなく当たり前に会社を休めますね。
ただ、台風でどこもお休みになっているので、事前に食料品などは自宅に備えておく必要はありますが。
またテレビ局にお勤めの人はさすがに休めないかもしれません。
台湾以外にも、香港が台風で警報が発令されると休みになりますね。
『台湾や香港は日本に比べると小さいし、お国柄も違うから日本には無理!』と思われるかもしれませんが、やってやれないことはないはずです。
仮に日本政府が『台風の日は公休』という法律を作りでもしたら、国民からの支持率は間違いなくウンと高まることでしょう。
国は余計なことにお金や時間を費やしてばかりおらず、こういう全国民が喜びそうな制度を作ってくることに期待したいですね。
サラリーマンを辞める
思い切ってサラリーマンを辞めるという選択肢もあります。
さすがに『台風の日に出社するのが嫌だから』という理由だけでサラリーマンを辞める人はいないでしょうけど。
でもサラリーマンを辞めて個人事業主となれば、業種や職種によっては休日は自分の裁量次第です。
つまり、個人事業主なら台風の日に仕事をせず休むことも可能となるわけですね。
台風の日に個人事業主の私はこうしてます
私は数年前にサラリーマンを辞めて個人事業主となりました。
今はPC教室&学習塾を一人で経営しています。
そんな個人事業主の私は、台風が近づいてきた日は仕事を休みにしてしまいます。
そもそも、台風による暴風雨の中、気合を入れて教室まで来る生徒はあまりいません。
そこで台風が近づいてきたら、こちらからメールや電話で当日来る予定の生徒に休校のアナウンスをします。
それを自宅で済ませてしまえば、私自身も教室まで赴くことなく、その日は仕事が休みとなります。
こんなところが、サラリーマンにはない個人事業主の働き方のメリットの一つと言えますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
台風の日に会社を休みたいのに休めない会社員はどうすればいいか、考えてみました。
私もサラリーマン時代は台風の中でも当たり前に出社していました。
でも、自由度の高い働き方をしている今になって思えば、もっと融通の利く働き方ができてもいいのでは?という思いが強いです。
台風の日は休んで、代わりに休日に出勤するとか、職種によっては可能ですよね。
台風の中ずぶぬれで出社する会社員のテレビ映像が、今は昔となる日が来てくれたらと思います。
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