わたしの生まれは千葉県ですが、東京で一人暮らしを始めて早10数年が経過しました。そしてこれまで生活してきた中で、東京について感じたことがあれこれあります。
ここでは、隣の千葉県から都内に引っ越してきたわたしが感じた『東京あるある』についてご紹介していきます。
都内に引っ越してきたわたしが感じた『東京あるある』
23区はわかっても市部までは言えない
東京に引っ越してきてきた当初は、東京23区をソラで言えたかというと、言えなかったかもしれません。さすがに今ならもれなく23区言える自信があります。
しかし、それを東京市部まで広めると…、全く自信がありません。市はだいたい言えたとしても、町や村までは無理そうですね。
東京と言っても、狭いようで広いんです。
ターミナル駅で遭難する
最近はさすがに大丈夫ですが、以前はJRのターミナル駅で目的地になかなかたどり着けず、遭難に陥った経験があります。
東京にある主要ターミナル駅としては東京駅・新宿駅・渋谷駅・池袋駅がありますが、いずれも巨大で複雑ですよね。東口から西口まで移動するのは一苦労です。
つまり電車の改札を出る時に、目的地の出口の改札を出ないと苦労する羽目になります。
一旦地上に出て移動しようにも、人が多かったり入り組んでいたりでわかりづらいんですよね。
個人的に東京駅・新宿駅・渋谷駅・池袋駅の中では、利用頻度の少ない東京駅、何度行っても慣れない渋谷駅が迷いやすくて苦手です。
電車の路線が複雑すぎ
さきほどのターミナル駅での遭難に続き、電車の路線が複雑すぎます。ターミナル駅ではJR、東急、小田急、京王、西武、東武、京成、東京メトロ、都営地下鉄などがひしめき合い、東京暮らしを始めた当初はよく混乱していました。
千葉県民だったわたしでさえこんなに混乱したんですから、地方の田舎から上京した人はさぞ面食らったことでしょう。
今でこそだいぶ慣れたとはいえ、移動時にスマホの路線検索は欠かせませんね。
意外と芸能人に会えない
東京暮らしを始めれば、月に1度くらいは芸能人を目撃するのでは?なんて思っていましたが、あらかじめ芸能人がいるとわかっている場所に行ったり、芸能人が多いエリアに行ったりしないかぎり、滅多に見かけないものです。
東京に10数年暮らしてきて、偶然芸能人を見かけたのは10回もありません。つまり年に1回もないということですね。
港区や目黒区のようなエリアに住んでいればもっと目撃することも多いんでしょうが、これまでに住んだ場所は板橋区・中野区なので、まあこんなもんでしょう。
地元の政治に関心が強くなる
千葉県で実家暮らしをしていた頃もすでに選挙権は持っていましたが、国政選挙はともかく、地元の市長選や県知事選には興味がなく、全く見向きもしませんでした。
しかし東京で一人暮らしを始めてからは、全国ニュースでもよく取り上げられた都知事選に興味がわき、都知事選には必ず投票に行くようになりました。つられて都議選や区長選なども行くようになり、地元の政治に関心が強くなりました。
千葉県に住んでいた頃から都知事選は毎回話題になっているのは知っていましたが、自分がいざ都知事選の有権者となると、ちょっとした大イベントに参加した気分になり、都政にも非常に関心が強くなりましたね。
お店が多すぎる
東京はとにかくお店が多すぎます。それだけ人口が多く需要も見込めるからかもしれませんが、それにしても多いです。
特に飲食店。ラーメン屋の真ん前に別のラーメン屋が開店したり、コンビニから歩いて数十秒のところに別のコンビニが建ったり、吉野家の間近に松屋やなか卯ができたりと、ちょっと同じ系列のお店が過剰供給気味な気がしますね。
お店以外にも、少子化にもかかわらず増え続ける学習塾、コンビニ以上に多いと言われている歯医者など、もう少し場所を考えて開業したら?とも思いますが、あまりにも増えすぎていて、もう都内には競合の少ない立地はないのかもしれませんね。
外国人が多い
千葉県とはいえ江戸川区の隣の市川市に住んでいた頃は、外国人は街中でめったに見かけませんでした。
しかし東京に移り住んでからは、外国人をよく目にするようになりました。最初、板橋区に住んでいた頃は、アジア系の外国人が多かったですが、中野区に引っ越してからは、欧米人も多く見かけるようになりましたね。
さらに都心のエリアに行くともっと外国人が多いのは、都心をサイクリングをしているとよくわかります。
外国人が多いとはいえ、接触する機会はほとんどないので関係ないんですけどね。
首都高を運転したくない
地方で車を問題なく運転していた人も、『東京の首都高は怖いから運転したくない』という人は多いですね。かくいうわたしも運転自体ほとんどしないので、首都高は運転したくないし、おそらくできません。
というか、都内一人暮らしであれば車は必要ないかと思っています。詳しくはこちらの記事に書いていますので、是非ご覧ください。
車はいらない!都内一人暮らしが車を買わない方がいい理由とは?
東京とひとくくりに言えないほどいろんなエリアがある
東京は、東京とひとくくりに言えないくらい様々な一面を持っており、ある意味『混とんとした都市』と言えるかもしれません。
江戸の文化を今なお受け継いでいる『下町エリア』、世界の超高級ショップが軒を連ねる『銀座』、サラリーマンの街『新橋』、電気街からアニメの街へ変貌を遂げた『秋葉原』、移転問題で揺れている世界一の市場『築地』、若者文化の聖地『渋谷』・『原宿』、お年寄りの聖地『巣鴨』、湾岸のおしゃれスポット『お台場』、世界一の古本屋街『神保町』、都内屈指の繁華街『新宿歌舞伎町』、自然を広くたたえた『東京市部』などなど。
これほど多種多様で見どころ満載なエリアを秘めた都市は、世界広しと言えど東京以外にないのではないでしょうか。そう考えると、東京都民であるわたしは、なんだか誇らしく感じてきてしまいます。
そう、東京以外の場所で生まれた人にとって、東京に住むということはある種のステータスと言えるのかもしれません。わたしが東京で一人暮らしを始めた際も、深層心理にこういった思いがあったとも言えますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
隣の千葉県から都内に引っ越してきたわたしが感じた『東京あるある』についてご紹介してきました。
今この記事を読んでいるあなたが地方にお住まいなら、東京の魅力は一度や二度旅行で訪れた位では味わいきれませんよ。見どころはいくらでもあるので、是非何度も足を運んでください。
もし可能なら、一度東京に住んでみることをおすすめします。正直家賃は高いですが、住んでみて後悔はしないはずですよ。
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