一人暮らしにテレビはいらない?テレビの要否について考えてみた

一人暮らしをしていると、自宅にいるとき何気なくテレビのスイッチを入れ、流れる番組をなんとなく観てしまいがちです。これって実は非常にもったいない時間の使い方ですよね。そう考えると、テレビはないほうがいいのでしょうか?

ここでは、一人暮らしにテレビがいるかいらないか、について考えてみたいと思います。

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一人暮らしの昔と今、テレビをどの位観ていたか?

テレビの要否の前に、一人暮らしの昔と今の確認をしてみます。わたしは一人暮らしを始めた最初の7年ほどは、サラリーマンとして働いていました。当時テレビをどの位生で観ていたか?思い出してみました。

サラリーマン時代

平日:ニュース・バラエティ・ドラマなど 1日平均、約2時間

土曜:バラエティ・情報番組・スポーツなど 1日平均、約3時間

日曜:バラエティ・情報番組・スポーツなど 1日平均、約5時間

1週間平均、約18時間

サラリーマン時代、仕事は忙しかったですが、思い出してみると毎日それなりにテレビを観ていましたね。その後、サラリーマンを辞めて個人事業主となり今に至りますが、今現在テレビはどの位観ているでしょう?

個人事業主の今

平日:ニュースなど 1日平均、約1時間

土曜:情報番組など 1日平均、約1時間

日曜:バラエティ・情報番組・スポーツなど 1日平均、約2時間

1週間平均、約8時間

今は生でテレビを観ることが全くない日もありますが、たまに特番を観たりもするので、これくらいが平均でしょうか。個人的にはまだ結構テレビを観ているなという印象はありますが、それでもサラリーマンの頃に比べるとだいぶ生での視聴は減りました。

1週間で約10時間の視聴時間削減となり、1か月で約40時間、1年で約480時間、つまり年間20日分の時間をテレビから他のことに使うようになったということですね。

ちなみに、NHK放送文化研究所の「国民生活時間調査」によると、人が1週間のあいだにテレビを観ている時間は、30代:17時間44分、 40代:19時間40分だそうです。サラリーマン時代のわたしはまさに平均に位置していたわけですね。

まだ1週間に約8時間は多いので、平均1日1時間以下を目指したいところですね。

テレビの代わりになりうるものは?

さて、もしテレビを持たないとして、テレビの代わりになりうるものには何があるでしょうか?

ラジオ

昔からあるものといえば、ラジオですね。ラジオはお金がかからず、いくらでも聞いていられます。よく考えたら、一人暮らしを始めてから、自宅でラジオを聞いたことは一度もありませんでした。

テレビをなくすとしたら、ラジオはあった方がいいかもしれませんね。特にラジオは災害時には必需品となりますし、テレビをどうするかはともかくラジオは一人暮らしでも用意しておきましょう。

インターネット

テレビの代わりになりうるものの最右翼は、インターネットでしょう。受け身となって視聴するテレビと異なり、自分からほしい情報を好きなだけ取りに行けるインターネットは今の生活から切っても切れませんね。

最近インターネットでは、各テレビ局の番組をオンデマンドで視聴でき、中には無料で観られるサイトもありますね。

個人的に、今後インターネットにはスポーツ中継に力を入れてほしいです。今現在もストリーミング再生でスポーツ中継を観ることができるサイトが存在しますが、テレビに比べると回線状態は不安定で、画質も劣ります。

ネットのスポーツ中継が充実し、満足して視聴できるようになる時が来たら、テレビのない生活もありかもしれません。

動画配信サービス

最近普及してきたのが動画配信サービスですね。dTV、Hulu、Netflix、Amazonプライム・ビデオなどのサービスが有名で、毎月定額料金を支払うことで、数多くの番組コンテンツを楽しむことができます。

これら動画配信サービスをうまく活用すれば、今後テレビやレンタルDVDなどは不要となってきますね。

テレビのデメリット

テレビの要不要に関し、テレビを付けたりテレビ番組を観ていると、色々とデメリットがあります。どんなものがあるでしょうか?

受け身になる

テレビを観る行為は流れる画面を一方的に眺めるだけなので、受け身になってしまいます。何も考えずにずっと受け身で観ていると、頭がなまけてしまいますね。

時間の無駄になりがち

テレビで流れる番組の多くは、観る価値のないものばかりです。また情報番組を観たとしても、知りたいなと思っていた情報を必ずしも得られるとは限りません。結局、テレビを観ていることは、時間の無駄になりがちと言えますね。

全ての情報が正しいとは限らない

ニュース番組の報道や、情報番組などで紹介される情報は必ずしもすべて正しいとは限りません。実際、テレビ局によっては極端な偏向報道がされています。商品を紹介するCMも、いいことしか言いませんが、実は様々な問題を含んでいることも結構あります。

テレビで流れるすべての情報が正しいとは限らないので、鵜呑みにしないように気を付けましょう。

『ながら見』すると集中力に欠ける

テレビを『ながら見』しながら何かをしていると、集中力に欠けてしまい、うまくいきません。洗濯物をたたんだり、身の回りの片付けをするくらいならいいですが、勉強や仕事、読書など集中力を要することを行う際は、テレビはつけないようにしましょう。

テレビにもメリットはある?

一方、テレビにもメリットは色々とありますよ。

自分の興味の幅が広がる

たまたま気になって観たテレビ番組で、意外な情報を仕入れることがあります。インターネットなどは、自分がほしい情報を探すのに向いていますが、テレビは自分の興味の範囲外にあり、普段自ら求めないような情報に触れやすく、自分の興味の幅が広がる可能性があります。

わたしがクロスバイクを購入してサイクリングにはまったのも、たまたまあるテレビ番組を観ていて、自転車の街乗りの楽しさを知ったのがきっかけです。なにが自分の興味に触れるかわからないものですよ。

誰かと話題を共有できる

テレビの人気番組やドラマ、スポーツ中継の内容などは、友人・恋人・仕事仲間との共通の話題になりやすいです。それまであまり親しくなかった人とも、ある番組の話題をきっかけに親密な関係になることもありえますね。

すばらしい教養番組がある

最近、テレビはつまらなくなってきました。とはいえ、まだまだテレビにもすばらしい番組が存在します。個人的には、NHKの科学系の教養番組が好きですね。最新宇宙論などの番組をやっていると、必ず観てしまいます。

他にも、ビジネス関連やドキュメンタリーなどにすばらしい番組が多いですね。

お笑いやバラエティ番組も見る価値はある

実は、くだらないお笑いやバラエティ番組も見る価値はあると個人的に思います。それは頭をカラにして、ただ笑うことが出来るからです。

仕事や普段の生活のストレスで憂鬱な気分の時などは、表情も暗くなりどんよりしがちです。そんなときはテレビのお笑い番組やバラエティ番組を観て、とにかく笑うようにしています。

笑いの効果というのは大きなもので、憂鬱な気分もいつのまにか軽減されています。人は笑うことで楽しい気分になるからです。楽しい気分だから笑うのではありません。

このように気分が落ちている時は無理にでも笑顔にしてくれる番組を観るといいですよ。

おすすめのテレビの見方

おすすめのテレビの見方はただ一つ。それは、あらかじめ観たい番組をチェックしておき、録画予約して後で観ることです。番組を録画予約しておくことで、テレビをあらかじめつけっぱなしにすることもなく、観たい番組のみ観られます。

合間に流れる余計なCMも早送りして飛ばすことができ、時間の節約にもなりますね。内容だけをさっと知りたい番組であれば、倍速で観るのも時間を有効に使えていいですね。1.5倍速くらいなら音声も聞き取りやすくおすすめですよ。

例外としては、スポーツ中継やニュースを生で観たい時くらいですね。気になるスポーツ中継はなるべく生中継で観たいですもんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

テレビについての個人的な結論としては、自分で観たい番組のみを選んでみるようにし、テレビの視聴を自分でコントロールできるのであれば、一人暮らしにテレビはあってもいいのではないかと考えます。

逆に、毎日なんとなくテレビをつけて、気づけばダラダラと観る気のなかった番組を観て時間を過ごしてしまいがちな人は、思い切ってテレビをもたないという選択肢もありかもしれません。

あなたはどうお考えですか?

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