親の代理お見合い・代理婚活ってどう?アラフォー独身の私の見解は?

今日、職場の事務所の郵便受けにフリーペーパーが入っていました。

何気なく中身を見ていると、「親同士の代理お見合い会」なる案内がありました。

『なんだこれ?』と思い、内容を確認したところ…

ここでは、親の代理お見合い・代理婚活とはどんなものか、またそれについてのアラフォー独身の私の見解を述べたいと思います。

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親の代理お見合い・代理婚活とは?

フリーペーパーの記事には、

『晩婚化が進む昨今ですが、わが子に結婚して幸せになってもらいたいという親の願いはいつの時代も同じ。「親に何かできることはないかしら」。そんな親御さんの思いに応え…』

と始まり、親同士の代理お見合い会の流れが書かれていました。

  1. 電話で資料を取り寄せる
  2. 申込書郵送・参加費振り込み
  3. 「参加者リスト」で事前にチェック
  4. 当日は、参加者の写真入りプロフィールを閲覧。親同士で話をして、合意の上、プロフィール・連絡先を交換。
  5. 後日、交換したプロフィールを元に子供と相談。親同士で連絡を取り合い、お見合い。

と、こんな感じです。

いつまでも独身でいる子供が心配になった親が会に参加し、子供の写真やプロフィール(年齢、身長、体重、学歴、職業、血液型、家族構成、趣味など…)を交換し合います。

そして、親同士がお互いの子供のプロフィールについて、あーでもないこーでもないと話し合って、お見合い相手を探すみたいですね。

45歳くらいまでの未婚の子供を持つ親なら誰でも参加可能とのこと。

40代前半で未婚の私も当てはまりますね(汗)

うちの親も私が未だに独身でいることを心配してはいますが、さすがに親の代理お見合いをしてまで相手を見つけようとは思わないでしょう。

親の代理お見合いについて思う9つのこと

さて、このような親の代理お見合いについて、アラフォー独身の私はどう思ったかというと…

9つ挙げていきます。

①子供の異性の好みを親がなぜわかる?

私の場合ですが、両親が私の異性の好みをわかるとは到底思えません。

親と一切そういう話をしたことがないからです。

過去に付き合った女性に関する話はおろか、好きな女優やアイドルがいるのかどうかも知りません。

中には、『以前子供の彼女(彼氏)に会ったことがあるから、ああいう人がいいのかな』と分かったような口を利く親もいるかもしれません。

でも、すでに過去に別れた彼女(彼氏)なんですから、外見はともかく内面は好みのタイプとは違った可能性がありますよね。

②本人が結婚する気があるかわからない

親ばかり子供の結婚に躍起になっても、そもそも子供本人が結婚する気があるかどうかわかりません。

昨今は生涯独身を貫き、独身生活を謳歌する人は増えてきています。

本人にその気がないのに、親だけ頑張っても仕方ないですよね。

③むしろ結婚する気を無くしそう

私は以前、実家に帰るたびに『結婚はまだか』『いい人いないの』と聞かれ続け、うんざりしてそれ以来実家に帰っていません。

『結婚しろ』と言われると、却って結婚したくなくなります。

『勉強しろ』と言われて勉強する気がなくなるのと同じですね。

せっかく結婚する気があっても、いきなり『親の代理お見合いでいい人見つけてきたから会ってみたら?』なんて言われたら、辟易します。

④『親のフィルター』で不適切な選別をされてしまう

親が勝手に『親のフィルター』を通して相手を選んでしまうと、実は本当はすごくいい人なのに、子供本人は気にしないようなところで除外されてしまうなんてこともありえます。

『うちの娘には身長の高い男性と結婚してほしいから、170㎝未満の人は却下ね』

『息子のお嫁さんには家庭に入ってもらいたいから、バリバリのキャリアウーマンは除外』

など、子供本人は実は気にしないことを理由に不適切な選別が行われることも。

こうなると完全に親のエゴですね。

⑤親に自分の人生を決められたくない

世界にはまだ、親が決めた相手と結婚する風習のある国は多いようです。

そういった国に産まれたのであれば、致し方ありません。

でも、ここは自由な国、日本です。

人生を大きく左右する結婚相手は親に決めてほしくありません。

つまり、親に自分の人生を決められたくないということですね。

⑥親が過干渉すぎるきらいがある

ふつうのお見合いとは異なり、親が写真とプロフィールで選別した代理お見合いは、そもそも親の過干渉ではないかと思います。

『子供に結婚して幸せになってほしい』という気持ちはわからないでもないですが、子供と言っても成人した立派な大人なんですから、婚活は全て子供に任せるべきではないでしょうか。

結婚したかったら結婚相手くらい自分で探すよ、と言いたいです。

⑦馴れ初めは『親の代理お見合いがきっかけ』などと言いたくない

仮に、親の代理お見合いで知り合った相手と結婚が決まったとしましょう。

その後、職場の人や友人に結婚相手とのなれそめを聞かれたとします。

その時に、正直に『親の代理お見合いがきっかけ』などとは、言いたくありません。

まあ、少し言葉を濁して『お見合い』とだけ言っておけば済むかもしれませんが、真の馴れ初めについては絶対言いたくありませんね。

⑧結婚後も干渉してきそう

親の代理お見合いに参加して子供の結婚相手を見つけようとするほど子供の人生に干渉してくる親ですから、結婚後に住む場所や子供の教育方針などについても干渉してくる可能性大です。

それも、自分の両親だけならともかく、相手の義理の両親も干渉してくるでしょう。

なんだか息苦しい結婚生活になりそうで、イヤですね。

⑨私の場合、ありえません

ここまで述べてきた通り、いくらアラフォー独身である私でも、親の代理お見合いでの結婚はありえません。

今は他に集中したいことがあるので、自分の結婚したい意欲が高まった時に、自分で相手を探します。

これがわたし個人の結論です。

こんな人なら親の代理お見合いからの結婚もあり?

ここまで否定的な意見を述べてきた親の代理お見合いですが、こんな人ならアリかなと思うケースを3つ挙げてみました。

①結婚したいけど自分で一歩を踏み出せない

結婚したいけど、何らかの理由でどうしても自分で一歩を踏み出せないような人は、親の代理お見合いをきっかけにして結婚を考えてもいいかもしれません。

結婚したいけど自分ではどうにもできないわけですからね。

大人としてちょっと情けないですけど、仕方ありません。

でも、自分が女性だとしたら、この理由に当てはまる男性とは会いたくないですね。

②きっかけは一切気にせず、選択肢の一つと考えられる

すでに自分なりに婚活をしているけどなかなか良縁に恵まれない人がいた場合、少しでも結婚に向けての選択肢を増やしたいと考えることでしょう。

その際、きっかけは一切気にせず、親の代理お見合いも選択肢の一つとして割り切って考えられるなら、アリかもしれません。

あまりにも自分なりの婚活でいい人に出会えなければ、別目線で選ばれた人と案外うまくいくこともあるでしょう。

③もし結婚生活がうまくいかなくても自分で責任が取れる

親の代理お見合いがきっかけで無事結婚したとします。

でもその結婚がうまくいくかどうかはわかりません。

そして、もし結婚生活がうまくいかなかったとしても、それを親が見つけてきた相手だからといって、親を非難してはいけません。

親が選んだのがきっかけだったとしても、結婚相手とすることを最終的に判断したのは本人だからです。

つまり、結婚生活の結果について自分が全責任を負う覚悟があるなら、親の代理お見合いによる結婚もアリでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

親の代理お見合い・代理婚活とはどんなものか、またそれについてのアラフォー独身の私の見解を述べてきました。

私個人としては、親の代理お見合いによる結婚はありえませんが、全否定するわけではありません。

人によっては、アリでしょう。

親の代理お見合い・代理婚活について、あなたはいかがお考えですか?

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