個人型確定拠出年金(iDeCo)は2017年1月から全員加入対象となり、運用すべきかどうかお考えの方は多いかと思います。
個人型確定拠出年金(iDeCo)について、詳しくはこちらをご覧ください。
始めないと損!イデコ(iDeCo・個人型確定拠出年金)のメリット・デメリットとは?
さて、個人型確定拠出年金を取り扱っている金融機関は数多くありますが、その中でわたしのおすすめの金融機関はSBI証券です。特に一人暮らしの若者(ここでは20代~30代を想定)には最適と考えます。その理由などをお話ししていきます。
Contents
一人暮らしの若者におすすめの運用スタンスとは?
SBI証券についてお話しする前に、一人暮らしの若者にとって、個人型確定拠出年金を運用するスタンスはどういったものを取ればいいのでしょうか?
わたしの見解としては、すばり外国株式インデックスファンドをメインとした積極運用です。その理由は以下の通りです。
長期間の運用が可能となる
20代~30代の独身一人暮らしの方は60歳までの運用期間は20年以上、長い人は40年近くあることになります。それだけの長期間、複利運用を継続できるということは資産形成においてとてつもないメリットとなります。
複利運用とは、運用した結果発生した利息をそのまま元金に組み入れて引き続き運用を行う仕組みのことです。一方、単利運用は、発生した利息を元金に組み入れずに運用される仕組みのことです。
たとえば、元金100万円を単利10%運用した場合、1年後は110万円、10年後は200万円、20年後は300万円、30年後は400万円となります。
一方、元金100万円を複利10%運用した場合、どうなるでしょうか?1年後は110万円で単利運用と差はありません。しかし10年後は259万円、20年後は672万円、そして30年後には、なんと1,744万円になっているのです!単利運用の4倍以上になってしまうんですね。
単利運用との差、複利運用の凄さをお分かりいただけましたでしょうか。
個人型確定拠出年金は60歳になるまで掛け金が複利運用されるので、このように指数関数的に資産が増えていくことになります。つまり、時間を味方につけて、若いうちに早く運用を始めることが最もお得と言えます。
リスクを取れる
20代~30代の一人暮らしはまだまだ若いので、運用商品もリスクを取って株式の比重を高くすることが可能です。仮に、一時的に世界的な株の暴落による影響を受けたとしても、10年以上の長期スパンで相場を見ていれば、必ず回復していきます。
株式は運用利回りもいいので、少なくとも一人暮らしの間は、株式メインの積極運用を行っていきましょう。
債権より株式、日本株より外国株
昔からあるポピュラーな手法では、投資商品を国内株、外国株、国内債権、外国債券の4つに分散投資して運用するのがベターとされています。しかし、分散投資は自分の保有する資産全体で考えなくてはいけません。日本人は金融資産の大半を預貯金で運用しており、それを考えると確定拠出年金を預貯金で運用しても意味がありません。
そして長期運用(20~30年)する場合、債権よりも株式で運用した方が運用実績がいいという統計データがあります。株式は短期的にはハイリスクハイリターンで心配な面もありますが、長期間運用の間にインフレとなり貨幣価値が変わっても、それに追従して株価も上がる傾向があるため、長期運用に向いた商品です。
また残念ながら、今後日本は労働者人口が確実に減少し、超高齢化社会が訪れることは避けようのない未来です。つまり、日本の国力が今以上に向上することは見込めません。その点、世界の先進国・新興国には、まだまだこれから人口が増えて発展していく国がいくつもあります。
上記の理由により、国内株については長期的に見て市場の拡大は見込めないため、確定拠出年金のポートフォリオに組み込むことはおすすめできません。
これらを考慮した結果、一人暮らしの若者の個人型確定拠出年金は100%外国株式のインデックスファンドで運用しましょう。外国株式にも、先進国株式・新興国株式と大きく分けて2種類あります。配分は好みもあるかと思いますが、先進国株式:新興国株式=7:3辺りが無難ではないでしょうか。お好みで海外REITファンド(海外不動産投資信託)を1割ほど加えてみてもいいでしょう。
一人暮らしで20代~30代の間は、このくらいリスクを取ってガツガツ積極運用しても問題ないと言えますね。
個人型確定拠出年金でSBI証券をおすすめする理由とは?
商品が豊富
主要ネット証券で初めて個人型確定拠出年金の取り扱いを開始し、10年以上の運用実績を誇るSBI証券は運用商品数がNo.1を誇ります。一人暮らしの若者には株式メインの積極運用を推奨しますが、40~50代になって、より堅実な元本確保向けの運用商品へシフトしたい場合にも、魅力的な商品が多く、十分な選択肢が用意されています。
運用実績が長い点、魅力的な商品が豊富な点は、ライバルの楽天証券よりも分があると言えますね。
信託報酬が安い
SBI証券には信託報酬が極めて低いインデックスファンドが用意されており、コストを抑えた運用が可能となります。特に、一人暮らしの若者の場合、超低コストの優良な先進国株式の投資信託:DCニッセイ外国株式インデックス(信託報酬0.2268%(税抜 0.21%))は選択必須と言っていいでしょう。
SBI証券の比較対象候補である楽天証券と比べても信託報酬の低さは、各アセットクラス(国内株、海外株、債券などの種類)毎にローコストファンドを揃えるSBI証券にやや分があるでしょう。
手数料が安い
SBI銀行は、年金資産残高が50万円以上あれば、管理手数料が無料となり、毎月かかる口座維持手数料167円のみとなります。
手数料の安さで言えば、楽天証券は、年金資産残高10万円以上で管理手数料が無料と、SBI証券よりも条件面で上回っています。これから確定拠出年金の運用を始める方で、管理手数料無料にこだわりたい人は楽天証券でもいいかと思います。
とはいえ、公務員や勤め先の会社で企業型確定拠出年金を取り入れていない会社員であれば、個人型確定拠出年金を年間満額で276,000円掛け金に充当できるため、2年間で50万円以上貯めることができます。そうなると、楽天証券と比べてSBI証券で余計に管理手数料を取られるのは2年目分の3,888円だけとなります。これをどう見るか次第ですね。
キャンペーンを実施中
SBI証券は2017年3月31日(金)まで、個人型確定拠出年金に新規で加入・移管した方を対象に、大変お得なキャンペーンを実施しています。
加入・移管手数料が0円となり(通常は1,080円)、さらに口座管理手数料が2017年3月分まで無料となります。(通常は残高50万円未満だと月324円)
既に他の金融機関で運用中で、乗り換え先を検討しているのであれば、このタイミングでSBI証券に乗り換えるべきですね。
総合的に見て、運用商品のラインナップの豊富さ、企業自体と運用実績の安心感、信託報酬の低いインデックスファンドの充実度、そしてキャンペーンの内容を考慮して、わたしはSBI証券をおすすめします。(個人的に楽天があまり好きでないのもあるんですけどね)
わたしもSBI証券に乗り換えました
これまでわたしは、国内で早期に低コストインデックスファンドを導入したことで人気のあった、琉球銀行で個人型確定拠出年金を運用してきましたが、この度SBI証券に口座を移管する手続きをしました。
その理由としては、ここ最近SBI証券に低コストのインデックスファンドが追加されて商品が充実してきたのと、SBI証券に移ることで、年間の口座維持手数料が6,672円⇒2,004円に減少するからです。年間4,668円コストが浮くわけで、今後20年運用したとして、93,360円のコスト削減になります。これは大きな差ですね。
琉球銀行も気に入っていたんですが、これだけお得な金融機関があるとさすがに乗り換えてしまいますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一人暮らしの若者が個人型確定拠出年金を運用するうえでの最大のメリットは、長い時間が残されているということです。複利運用の絶大な効果を考えれば、一日でも早く確定拠出年金のスタートを切ることをお勧めします。
どこか贔屓にしている金融機関がある方はそこで年金運用しても構わないと思いますが、年金運用先に特にこだわりがなければ、わたしの一押しのSBI証券をおすすめします。
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オプション | 一般会員 | プライム会員 |
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