一人暮らしを始める際、冷蔵庫はどのくらいの大きさ・容量のものを買えばいいか、悩みますよね？
わたしは一人暮らし歴10年超ですが、これまで３種類のサイズの冷蔵庫を使ってきました。
その経験をもとに、一人暮らしにおすすめの大きさの冷蔵庫の結論が出ました。
ここでは、わたしの経験をもとに、一人暮らしの冷蔵庫のおすすめの大きさ・容量、さらに過去につかってきた冷蔵庫の使用体験をご紹介します。
Contents
一人暮らしの冷蔵庫のおすすめの大きさや容量はこれ！
ではさっそくですが、一人暮らしの冷蔵庫のおすすめの大きさ・容量をお伝えしましょう。
それは、
・『あなたの身長（＋踏み台）』以下の高さ
・自宅スペースに設置可能なできる限り大きなサイズ（300L以上推奨）
です。
理由は、以下の通りです。
・身長よりはるかに高いと、冷蔵庫の上に電子レンジを置いた時に使いづらいから
（身長の低い人は踏み台を用意できればOK）
・冷蔵庫は大きいサイズのものほど消費電力が小さいから
（約140Lの冷蔵庫より約350Lの冷蔵庫の方が年間1,000円以上電気代が安くなります）
・経験上、冷蔵庫は『大は小を兼ねる』ということがわかったから
さらに、わたし自身が過去に使ってきた冷蔵庫の使用体験を一人暮らし生活の時系列に沿ってご紹介しますので、ぜひご覧ください。
わたしが一人暮らしを始めた当初の冷蔵庫
わたしが初めて実家を出て都内で一人暮らしを始める際、最初に住んだマンションにはキッチンに備え付けの冷蔵庫がついていました。
とはいっても製氷機付きの1ドア冷蔵庫で、容量はおそらく50L弱のかなり小型の冷蔵庫でした。
小さいとはいえ『冷蔵庫がついているならわざわざ別に冷蔵庫を買う必要もないな』と思ったわたしは、その備え付けの冷蔵庫を使って一人暮らしをスタートさせました。
ちょうど転職して新しい会社に入社した時でもあり、慣れない仕事で毎日忙しく、自炊する気も起きなかったので、その小さな冷蔵庫でなんとか賄えていました。
しかし時が経つにつれて、いろいろと買って冷蔵庫に保存しておきたいものが増えてきました。
仕事にも慣れてきて少し落ち着いたので、自宅で自炊を始めたい気持ちも強まってきました。
そうなると、備え付けの小型冷蔵庫ではとてもじゃないですが、容量が足りません。
また、小型冷蔵庫の製氷機には霜がついてしまうので、毎回その霜を取り除いていましたが次第に億劫になってきました。
そして、一人暮らしを始めてから2年ほど経った頃でしょうか。
ようやく大きめの冷蔵庫を買うことを決心しました。
一人暮らしで２台目の冷蔵庫
とはいえ、当時住んでいたマンションのキッチンには大きな冷蔵庫を置けるスペースはありません。
また部屋にはモノがあふれていて、冷蔵庫を置くスペースがありませんでした。
そこで、不要なものを処分したり実家に送って保管してもらい、室内に冷蔵庫を置くスペースを設けました。
冷蔵庫は大手家電メーカーの170L前後の2ドアの中型サイズをネット通販で注文。
価格は確か4～5万円位でした。
2台目の冷蔵庫は1台目に比べれば格段に容量があり、たくさんのものが収納できるようになりました。
色々食材を用意して自炊を本格的に始めたのもこの頃からでした。
冷凍庫もついていますが、１台目のように霜を取るような面倒なことをしなくて良かったのは大変助かりましたね。
今考えれば、よく小さな1台目の冷蔵庫で2年間も生活したものだと思います。今なら一月でも無理ですね。
以後そのマンションで暮らしている間、ずっとその中型の冷蔵庫を愛用していました。
一人暮らしで三台目の冷蔵庫
一人暮らしを始めて６年が経過。
年収もアップしてきたのでもう少し広い部屋に引っ越すことに決めました。
住んでいるマンションからほど近い距離にある築浅のマンションへお引越し。
無事引っ越し完了！と思いきや、設置して電源を入れなおした冷蔵庫の調子がどうもおかしい。
ちっとも冷蔵庫が冷えなくなってしまいました。
ちゃんと１時間ほど待ってから電源を入れなおしたのに…
引っ越し業者が冷蔵庫を運ぶ際に何かやらかしたのでしょうか？
はっきりした証拠がないため何とも言えませんが、テレビでもCMを流している有名な引っ越し業者だっただけに、ちょっとがっかりしました。
『修理に出してもどうせ数万かかるだろうし、いっそのこと新しいのに買い替えてもいいか』と思い、３台目の冷蔵庫を買うことに決めました。
今回もネット通販で冷蔵庫を購入。価格は確か7～8万円位でした。
３台目も大手家電メーカーの350L前後で３ドアのやや大型の両開き冷蔵庫を購入しました。
この冷蔵庫にした理由は、
・170L前後の2台目の冷蔵庫で既に収納スペース不足を感じていたから
・今後も引っ越す可能性があり冷蔵庫の設置場所が変わるため、両開きの方が都合がいいと考えたから
・もし近い将来結婚して二人暮らしを始めても使えるサイズだから
でした。
また２台目の冷蔵庫は故障が原因で買い替えたため、３台目は５年の長期保証付きで購入しました。
今度のマンションはキッチンに冷蔵庫の収納スペースがありましたが、冷蔵庫はちょうど収まる大きさでした。
ただ、大きい分大変使い勝手がよく、新たについた野菜室も自炊をする際には野菜の保存場所として役立ちましたね。
夏にスイカを1玉もらったこともありましたが、保存には困りませんでした。
冷蔵庫の高さは170cmと結構ありましたが、冷蔵庫の上に電子レンジを置いてもなんとか不自由なく使えました。
身長の低い男性や女性の場合、高さのある冷蔵庫を使う際には踏み台を用意した方がいいですね。
今度のマンションはオープンキッチンだったので、テレビを観ながら料理を作るのが楽しく、自炊をする回数が一気に増えました。
長期保証に入ってよかった！故障しても無償交換
３台目の冷蔵庫には大満足で、最初からこのサイズの冷蔵庫を買っておけばよかったと後悔するほどでした。
しかしその冷蔵庫を使って２年ほど経った頃でしょうか。
ある日、またしても冷蔵庫内のモノが冷えなくなっていました。
『また冷蔵庫の故障か～』と思いましたが、こんなこともあろうかと５年の長期保証に入っていたことを思い出し、一安心。
保証書を探したところ、ちゃんと取ってありました。
さっそく冷蔵庫を購入した家電量販店に連絡したところ、数日後に同型の冷蔵庫が４台目として到着しました。
今回の故障は２年経っており、通常の１年保証では対応できませんでした。
５年保証に入っておいたおかげで、7～8万円の冷蔵庫を無償交換できたのは大きかったですね。
この４台目の冷蔵庫はその後２回の引っ越しを経験して今も使用中ですが、何の問題もなく安定稼働しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
わたし自身の経験をもとに、一人暮らしの冷蔵庫のおすすめの大きさ・容量、さらに過去に使ってきた冷蔵庫の使用体験をご紹介してきました。
改めてポイントをまとめると、
・『あなたの身長（＋踏み台）』以下の高さ
・自宅スペースに設置可能なできる限り大きなサイズ（300L以上推奨）
の冷蔵庫を選ぶことをおすすめします。
ここまで述べてきたようにわたし自身、約50L、約170L、約350Lと3サイズの冷蔵庫を使用してきた結果、『大は小を兼ねる』ということがよく分かったので、冷蔵庫は中途半端な大きさではなく十分な大きさのものを選びましょう。
ただし、『自分は絶対に自炊しない！』という人や、『自分は絶対結婚せず一生独り身！』という人は300L未満でも問題ありません。
また、引っ越しが多く冷蔵庫の設置場所が変わる可能性があるなら、両開きの冷蔵庫がおすすめです。
（実際、わたしも引っ越して住まいが変わり、扉を逆から開くようになったことがあります）
そして、冷蔵庫のような高い家電を買う際は、長期保証に入っておいた方が安心ですね。
この記事があなたの冷蔵庫選びの参考になれば幸いです。
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