冷蔵庫は生活するうえで欠かせない家電ですよね。
エアコンのないご家庭でも冷蔵庫は必ずあるものです。
そんな冷蔵庫は家電の中でも必ず24時間稼働させ続けないといけないものですから、当然電気代も高くなってきます。
冷蔵庫の電気代は電気代全体の10~15%ほどを占めているため、節電に取り組むことで十分な節約効果が見込めますよ。
というわけで、ここでは一人暮らしのわたしが実践している、冷蔵庫の電気代を節約する方法をご紹介していきます。
一人暮らしの冷蔵庫の電気代を節約する方法
それでは一人暮らしの冷蔵庫の電気代を節約する方法についてご紹介していきます。
冷蔵庫と壁のすき間を開けて設置
冷蔵庫は庫内のモノを冷やす際に熱を発しますが、冷蔵庫自体が持つ熱は周囲に放熱されます。
つまり冷蔵庫の周囲にスペースがないと放熱ができず冷蔵庫自体に熱がこもってしまいます。
すると、その熱を冷やすために余計な電力を使うことになってしまいます。
冷蔵庫を設置する際には、周囲に5~10㎝ほどの間隔をあけて設置しましょう。
一人暮らしの賃貸住宅の場合、冷蔵庫の設置スペースはたいていキッチン近くに用意されているので、設置しても周囲のスペースにある程度の余裕を持てる大きさの冷蔵庫を用意する必要がありますね。
初めて冷蔵庫を設置する際や引っ越しの際は、設置された冷蔵庫の周囲にスペースができているか確認するようにしましょう。
また、冷蔵庫の上にはオーブンレンジは置かないようにしましょう
電子レンジであれば影響がないため冷蔵庫の上においても構いません。
しかしオーブンレンジの場合、加熱処理の際に熱を発するため、下の冷蔵庫に影響が出かねません。
スペースの関係でどうしても冷蔵庫の上にオーブンレンジを置きたい場合、冷蔵庫の上に直におかず、間に耐熱版を挟むようにしましょう。
設定温度を調節する
冷蔵庫内の設定温度の調整は電気代の節約に重要です。
大抵の冷蔵庫は弱・中・強に設定が可能ですが、これを季節ごとに適切な設定に変えた方がいいですね。
強を弱に変更することで、冷蔵庫の電気代を20%も節約できると言われています。
本来であれば庫内の温度を計って適切な調節をすれば一番いいのですが、忙しい一人暮らしがそんなこといちいちしてられませんよね。
そこで簡単な設定の目安をご紹介します。
夏:庫内に生ものや腐りやすいものがある場合、強に設定 それ以外は中に設定
冬:弱に設定
春・秋:中に設定
夏場に庫内のモノによって設定変更するのが面倒であれば、常に強に設定でもいいでしょう。
これなら季節ごとに変えるだけで済むので楽ですね。
扉はすぐ閉める・開ける回数を減らす
実家暮らしの際、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにしていて母親から『早く扉を閉めなさい!』と叱られた記憶があります。あなたもありませんか?
それくらい、冷蔵庫の扉を開けっぱなしにすることは電力消費につながるということなんです。
冷蔵庫の扉は開けたらすぐに閉めましょう。
扉を開けると庫内の冷気が一気に外に出てしまい、扉を長く開けておけばおくほど庫内の温度は高くなります。
すると、設定温度まで庫内の温度を下げる際に余分に電力を消費してしまいます。
そのためにも、よく使うモノは庫内の取り出しやすい位置に置いておくようにしましょう。
また扉を開ける回数自体も減らすよう心がけましょう。
料理をする際にはあらかじめ冷蔵庫から取り出す必要のあるものを確認してから、まとめて取り出すようにして何度も扉の開け閉めをしないようにしましょう。
少しでも冷気が外へ逃げてしまうのを防ぐために、冷蔵室用カーテンを取り付けるのもいいですね。
いつも扉を長く開けてしまいがちだったり、何度も扉を開けてしまいがちなら、冷蔵室用カーテンを付けることで十分な節電効果が見込めますよ。
一人暮らしですから冷蔵庫を開けるのはほぼあなただけですよね。
であれば、冷蔵庫に入れるモノの配置をあらかじめ決めておきましょう。
そうすることで、冷蔵庫の扉を開けている時間の短縮が図れます。
どこに置いてあるか覚えるのが難しい場合は、冷蔵庫内に置くモノの簡単な配置図を作って、冷蔵庫の扉の前に貼っておいてもいいですね。
冷蔵庫にモノを入れ過ぎない
冷蔵庫内にはモノを入れ過ぎないことも大事です。
冷蔵庫内は冷風が循環することで、庫内のモノが冷えます。
庫内にモノを詰め込み過ぎてしまうと、冷気が循環しにくくなり余計な電力を消費することになってしまいます。
冷蔵庫内のモノの占める割合はだいたい7割を目安にし、庫内のモノがそれ以上増えてきたら、不要なものがないかチェックしましょう。
逆に、冷凍庫はモノをぎっしりと入れた方が保冷効果が高くなるため、電気代の節約につながりますよ。
熱いモノを冷蔵庫に入れない
食事の余りものや熱い飲みものは熱々のまま冷蔵庫に入れないようにしましょう。
急に庫内に熱いモノが入ってくることで、その熱を下げようとして余計に電力を消費することになります。
熱いモノは熱が冷めてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
炊いたご飯をラップに包んで冷凍保存する場合も同様で、1時間ほど置いておいて粗熱が取れてから冷凍庫に入れるようにしましょう。
節電効果の高い新型に買い替える
冷蔵庫についても技術革新は進んでいて、年々省エネ効果の高い新型の冷蔵庫が開発されています。
最新の冷蔵庫は10年前の冷蔵庫と比較すると約40%も節電効果が高まっている、とも言われています。
長年古い冷蔵庫を使っている場合、思い切って新型の冷蔵庫に買い替えることで大きな節電効果も見込めるでしょう。
わたし自身、一人暮らしを始めてから2回冷蔵庫を買い換えましたよ。
ただ、一人暮らしもしばらく続けていると将来結婚して家庭を持つことを意識し、どんな家電に買い替えるか、いつ買い替えるか悩みどころでしょう。
一人暮らしが冷蔵庫を買う際、どのくらいの大きさのものを選べばいいか迷っている場合、こちらの記事を参考にしてください。
一人暮らしの冷蔵庫のおすすめの大きさや容量は?3サイズ使った私の結論!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一人暮らしのわたしが実践している、冷蔵庫の電気代を節約する方法をご紹介してきました。
毎回冷蔵庫を使う際にちょっと気を使うだけでも『塵も積もれば山となる』で、まとまった節電効果が期待できます。
いずれも手間のかかることではないので、ぜひ取り組んでみてください。
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まとめ
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最後にもう一度まとめるとこんな感じ。
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