わたしのような忙しい一人暮らしも時間のある時には自炊をします。
自宅で料理を作る際、油を使うかと思いますが、あなたは食用の油は何を使っていますか?
わたしはオリーブオイルを使っています。オリーブオイルは他のサラダ油にはない良さがあり、また一人暮らしに大変おすすめの油なんですよ。
ここではオリーブオイルの効果・効能、オリーブオイルの効果的な摂り方などについてご紹介していきます。
Contents
オリーブオイルが一人暮らしにおすすめな理由
オリーブオイルが一人暮らしにおすすめな理由にはどんなものがあるでしょうか?
胃にやさしい
オリーブオイルは胃酸を抑制し胃腸の粘膜を保護してくれるため、他のサラダ油に比べて胃もたれしにくいです。
外食や弁当・惣菜が多くなりがちな一人暮らしにとって、自炊する時くらいは胃にやさしいオリーブオイルを使って料理したいですね。
長持ちする
オリーブオイルは酸化しにくいため、他のサラダ油と比べて半年ほど長く賞味期限が設定されています。
忙しい一人暮らしだと自炊する機会も限られてくるので、料理に使う油の賞味期限が長いことは大変助かりますね。
とはいえ、開封後はなるべく早めに使い切ったほうがいいですよ。油の劣化は避けられないので1~2か月で使い切ることをおすすめします。
すばらしい効果・効能
オリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸は体にすばらしい効果・効能をもたらします。
それは古代ギリシャの詩人ホメロスに『黄金の液体』と言わせたほどです。
効果・効能の詳細については後述します。
オリーブオイルの栄養や効果・効能とは?
オリーブオイルの栄養がもたらす効果・効能にはどのようなものがあるのでしょう?
抗酸化作用
オレイン酸の抗酸化作用により、血液をサラサラにしてくれます。これによって心疾患や高血圧、動脈硬化の予防につながります。
同じく抗酸化作用のあるポリフェノールは細胞の老化を抑制してくれますよ。
コレステロールの低下
オレイン酸が体内の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きをしてくれます。
便秘の解消
オレイン酸は小腸で消化吸収されにくいため、腸を刺激し腸の動きを活発にします。その結果、便秘の解消につながります。
ダイエット効果
オレイン酸には満腹中枢に働きかける効果があり、食事前にオリーブオイルを摂取しておけば食事の量が自然と減り、ダイエット効果が見込めます。
美肌効果
オリーブオイルに含まれるクロロフィルには体内の毒素を排出する作用があり、肌荒れを軽減してくれるので美肌効果が期待できます。
エクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの違いは?
オリーブオイルにはエクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルという大きく分けて2つのタイプがあります。それぞれどのような特徴や違いがあるのでしょうか?
エクストラバージンオリーブオイル
オリーブの果実をそのまま絞ってろ過した油のこと。
ピュアオリーブオイルよりもオリーブの香りや風味が豊かで、生食用に用いられます。
加熱する料理に使用しても構いませんが、エクストラバージンオリーブオイルが本来持っている香りや風味が飛んでしまい、もったいない使い方となります。
ピュアオリーブオイル
絞ったオリーブオイルを精製して料理しやすい風味に調整された油のこと。
焼き物や炒め物などの加熱料理に向いています。ちなみにピュアという呼称は日本のみで海外では普通にオリーブオイルと呼ばれています。
尚、エクストラバージンもピュアもどちらもオレイン酸は同じくらいの比率で含有しています。
違いとしては、エクストラバージン~には微量ながらポリフェノールなどの有効成分を含んでいる点ですね。
オリーブオイルのカロリーは?摂り過ぎても大丈夫?
どこぞの料理をする芸能人のようにオリーブオイルが大好きで、料理の際にたくさん使う人も中にはいるでしょう。
これだけ体にいい効果・効能のあるオリーブオイルですから、たくさん摂りたくなってしまう気持ちもわかります。
果たしてオリーブオイルは摂り過ぎても問題ないのでしょうか?
もちろん、摂り過ぎは問題です。
何でも特定の食品の過剰摂取は体に良くありませんが、オリーブオイルも油なんですから摂り過ぎてはいけません。以下のような悪影響を及ぼします。
太る
オリーブオイルは一見、低カロリーのような感じもしますが、そんなことはありません。
オリーブオイルは他の食用油とカロリーは変わらないため、高カロリーなんですよ。
文部科学省が公表している日本食品標準成分表によると、オリーブオイルのカロリーは100gあたり920.9kcalです。
大さじ1杯は15mlなので約140kcal近くなります。
いくら体にいいとはいえ、こんな高カロリーなものをたくさん使用していたら、間違いなく太ってしまいますよ。
胃のむかつき・胸やけ
さきほどオリーブオイルは胃にやさしいと述べましたが、それはあくまで適量を摂ったときの話。
たくさん摂り過ぎればオリーブオイルも油ですから胃がむかむかしたり、胸焼けの症状を発する可能性があります。気を付けましょう。
冠動脈疾患
アメリカではオリーブオイルの属する一価不飽和脂肪酸を摂り過ぎると、心筋への血液の供給が難しくなる冠動脈疾患になる恐れがあるとされています。
健康にいいオリーブオイルを摂ることでこんな危険な病気になってしまったら元も子もないですね。
オリーブオイルの適量は?
日本の厚生労働省ではオリーブオイルの一日の限度量を定めていませんが、アメリカでは一日に大さじ2杯を限度としています。
したがって、オリーブオイルは大さじ2杯以内に抑えるのが適量と言えるのではないでしょうか。
オリーブオイルの効果的な摂り方とは?
オリーブオイルの効果的な摂り方は果たしてどのようにすればいいのでしょう?
好きなものにかける
忙しい一人暮らしのあなたは、普段食べているものに試しにオリーブオイルをかけてみるのが一番お手軽でいいでしょう。
例えば、スライスしたトマトにオリーブオイルと塩を少々、卵かけごはんにオリーブオイルと醤油、冷ややっこにオリーブオイルと醤油(または塩)などがありますね。
お刺身にオリーブオイルと醤油をかけても美味しいですよ。
意外な組み合わせが美味しいこともあるので、とにかく普段食べているものに試しにちょっぴりオリーブオイルを足してみましょう。
その際はもちろん生食用のエクストラバージンオリーブオイルを使いましょうね。
炒め物料理に使う
忙しい一人暮らしの料理は簡単な炒め物が多くなりますよね。炒め物には毎回オリーブオイルを使うようにしましょう。
オリーブオイルは熱に強く、加熱する料理に使用しても栄養成分にほとんど変化がないところも魅力です。
わたしは野菜炒めに豚キムチ、焼きそばや焼きうどんなど色々な炒め物料理の際にピュアオリーブオイルを使っていますよ。
忙しい一人暮らしの場合、オリーブオイルの使い道は変に気をてらわず、普段の料理の際に取り入れるのが手っ取り早いですね。
今料理の際に他のサラダ油を使っている方は、そのまま油をオリーブオイルに切り替えてしまいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オリーブオイルの効果・効能、オリーブオイルの効果的な摂り方などについてご紹介してきました。
オリーブオイルはどこのスーパーでも置いているので、手に入れやすいですね。
食生活が偏りがちな一人暮らしの方には、料理をする際このオリーブオイルを用いることを強くおすすめします。
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