この記事を読んでいるあなたは近所付き合いが苦手ですよね?そして近所付き合いしたくないって思っていますよね?わたしも近所付き合いが苦手でできる限りしたくないタイプなので、気持ちはよくわかります。
都会は人間関係が希薄になりつつありますが、一人暮らしにとって近所付き合いは必要なのでしょうか?ここでは、一人暮らしの近所付き合いについて考えてみました。
Contents
わたしが一人暮らしを始めてからの近所付き合い経験
わたしは都内で一人暮らしを始めて10年以上経ちますが、3度引越しをして、計4か所のマンションで生活してきました。そこでの近所付き合い経験について話していきます。
1件目のマンション
わたしが初めて一人暮らしを始めた1件目のマンションは3階建てで、1~2階は小さな印刷会社の事務所となっており、実質3階部分のシングル3世帯物件のみが個人が借りる部屋となっていました。
初めての一人暮らしで勝手がわからないため、ネットなどで情報収集したところ、お隣にはあいさつした方がいいとの情報を得たので、粗品として小さなタオルを用意して挨拶しました。
一人は気さくな青年で、『こちらこそ、うるさくするかもしれませんが、よろしくお願いします』と返され、無事挨拶を終えました。
もう一人も若い男性でしたが、ちょっとびっくりした感じで、挨拶もそこそこに引っ込んでしまいました。人見知りの激しい人だったのかもしれません。
その後、気さくな青年が引っ越す際には挨拶があり、『こちらは角部屋だから引っ越してきたらどうですか?』とも言っていただきました。
そして結局そのマンションには6年暮らしました。お隣は何度か入れ替わったものの、わたしの部屋に挨拶に来た人は一人もいませんでした。
2件目のマンション
社会人経験を積んで収入も多くなったので、よりグレードの高い住まいに引っ越したいなと思い、たまたま見つけた、住んでいるマンションから徒歩30秒の位置にある新築マンションに引っ越しました。
なぜここに決めたかというと、5階建てマンションの5階はワンフロアのみで、ルーフバルコニーもついている開放的なお部屋だったからです。だいぶ家賃は高めでしたが、そのワンフロア物件で快適な生活を満喫しました。
ちなみに同じフロアに住んでいる人はいないため、マンションの住人に特に挨拶はしませんでした。
3件目のマンション
2件目のマンションに住んで2年近く経った頃、サラリーマンを辞めて個人事業主として働くことを決めました。そこで、どうせならもう少し都心寄りのところに引っ越したいと考え、3件目のマンションへ。
ここは12階建ての分譲賃貸マンションで、家賃は多少張りましたが、11階の眺望のいい部屋に住むことができました。
今回引っ越し時にお隣に挨拶をしませんでしたが、顔を合わせれば『こんにちは』と挨拶はかわしました。また管理人が常駐していたので、管理人にも会えば挨拶しました。
結局、3件目のマンションには1年半ほど住みました。
4件目のマンション
個人事業主として働き始めて、構えた事務所が都合により想定より遠くになってしまい、もう少し職場の近くに住みたいと思って、今の4件目のマンションに引っ越しました。
このマンションでは5階に住んでいますが、最上階の6階にオーナー夫妻が住んでおり、引っ越し作業の途中で顔を合わせたので挨拶しました。
お隣にもう一部屋ありましたが、前回同様引っ越し時には特に挨拶しませんでした。その後もこちらの出勤時間が遅かったりと生活リズムが合わないこともあり、お隣の人の姿を見たことはほとんどありませんでした。
このようにわたしはこれまで4件のマンションで一人暮らしを経験してきましたが、ほとんど近所付き合いはありませんでした。
また逆に後から引っ越してきた人から挨拶されたことはこれまで一度もありませんでした。これが今の都内の一人暮らしの常識なのかもしれませんね。
女性の一人暮らしの場合、女性一人で住んでいますというのを自ら知らせるのも嫌でしょうし、挨拶に来られてもうれしくないのかなと思いました。
そういったことを考えると、一人暮らしのマンション住まいであれば、積極的な近所付き合いはむしろしない方がいいのかもしれませんね。
近所付き合いをしたくなくても、これだけはしよう
近所付き合いをしたくないとしても、必ずしておいた方がいいことがあります。それは、『挨拶』です。エレベーターや階段、共用スペースなどで他の住人と顔を合わせることはよくあります。そんな時は『こんにちは』と一言挨拶はかわしましょう。
マンションに管理人やオーナーがいる時も、顔を合わせたら必ず挨拶しましょう。挨拶するのは当たり前と言えば当たり前ですが、挨拶しない人は結構多いです。ちゃんと挨拶するだけでも、礼儀のちゃんとした住人だと認識されるようになりますよ。
一人暮らしの後のことも考えよう
わたしの経験からも、一人暮らしであれば引っ越し時の挨拶をしなくても平気だし、普段顔を合わせたときにちゃんと挨拶しておけば、特に近所付き合いをする必要はありません。
ただ、あなたは一生一人暮らしをするつもりですか?それならそれでいいのですが、今後結婚して家庭を持つ場合は、もう少しだけ近所付き合いをする必要がでてくるかもしれません。
特に一軒家を構えたら、ご近所さんと顔を合わせる機会も多くなることでしょう。それを想定して、積極的な近所付き合いは必要ないかもしれませんが、最低限の無難なお付き合いはできるようにしておいた方がいいですね。
どうしても近所付き合いしたくない場合は、結婚後も賃貸マンション暮らしがいいですね。賃貸マンションであれば何ら気を遣わずに生活できますし、万一隣近所におかしな人がいたとしても、賃貸なら身軽なので荷物をまとめてすぐに引っ越すことが可能です。
ただし、結婚後に住むマンションとなると、他のマンションの住人もDINKS(共働きで子供を持たない夫婦)や子供のいる世帯ばかりとなります。また住む期間も長くなるかもしれませんので、引っ越し時にもちゃんとご挨拶しておいた方がいいでしょう。
両隣はもちろんのこと、上下階の同じ位置に住む方にもご挨拶しておくといいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、一人暮らしの近所付き合いについて考えてみました。マンション住まいの一人暮らしであれば、そこまで積極的な挨拶は必要なく、また結婚後も一軒家でなくマンション住まいであれば、引っ越し後の挨拶などきちんとしておけば問題ないでしょう。
ちなみに、わたしは結婚しても賃貸マンション生活希望ですね。それは近所付き合いが面倒なのもありますがそれが第一の理由ではなく、他に理由があります。それはまた別の記事で話したいと思います。
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