人は誰でも一度は一人暮らしを経験してみたくなるものですよね。でも一人暮らししたくてもできない人も中にはいます。その理由にはどういったものがあるでしょうか?そしてそれを解決し一人暮らしを始めるにはどうすればいいでしょうか?その解決法についてご紹介していきます。
一人暮らししたい理由は?
そもそも人はなぜ一人暮らしをしたくなるのでしょう?理由を以下に挙げてみました。
親がうっとおしい
親と合わなかったり、親が過干渉気味で、一緒に暮らしているとうっとおしく感じてしまう。それが一人暮らししたい理由という人はかなり多いでしょう。かくいうわたしもそうでした。親と仲が悪いわけではなかったのですが、親が田舎者なところもあり、世話焼きでやたら干渉してくるのに嫌気がさしてしまいました。
中には親と仲がいいわけではなく、むしろ親とそりが合わず、親が嫌いで早く離れたい、と思っている人もいることでしょう。
好き勝手したい
一日中家でごろごろしていたい、好きなものを好きなだけ食べたい、門限がないから夜遅くまで遊びたい、などなど親の目を離れて、自分の好き勝手をしたい思いがいつしか高まって一人暮らしを始める場合もあるでしょう。(自堕落な生活をしたいというのはあまりお勧めできませんが)
自立したい
早く自分の力で稼いだお金で生活してみたい、自分で料理も掃除洗濯も家事すべてこなせるようになりたい、などのような前向きな理由は立派ですね。いつまでも親のすねをかじろうとしないのは素晴らしいことです。
あこがれの地に住みたい
大学受験に合格し、地方から都会へ引っ越す場合や、住みたい街ランキングに出てくるあこがれの街に住みたいという理由で一人暮らしを始める人もいることでしょう。わたしも実家は千葉県ですが、東京に住みたくて引っ越したのも理由の一つです。東京には住みたくなる魅力がたくさんありますからね。
一人暮らししてもいい年齢になった
男性の場合に多いでしょうが、いつまでも親と一緒に暮らしていると、だんだんと周りからあまりいい目で見られなくなってきます。ある程度年を取っていい年齢になったら、「そろそろ実家を出るか」と思い立って一人暮らしする人もいるのではないでしょうか。
職場が変わった
社会人の場合、転職して職場が変わったタイミングで一人暮らしを始める人は多いです。わたしもそうで、職場が変わったのを機に、職場の近くに住んで通勤時間を減らし、仕事に集中したいとの思いもあって一人暮らしを決意しました。
一人暮らしできない理由は?解決策は?
一人暮らししたいけど、できない理由には何があるでしょう?さらにその解決策は?以下、挙げてみました。
お金がない
これが一人暮らしできない理由で一番多いのではないでしょうか。一人暮らしはとにかくお金がかかりますからね。お金がないことへの対策はどうすればいいでしょうか?
対策:実家にいる間にお金を貯める
はい、当たり前のことですね(笑)実家暮らしをしている間に、コツコツとお金を貯めるしかありません。実家暮らしの間は、固定費は自分のスマホ代くらいのはず。そのスマホ代を最大限節約するようにし、あとは普段の生活で費やす変動費を見直して無駄遣いをなくすようにしましょう。
最もいいのは、実家にいながら一人暮らしをしている想定で、お金を貯めてみることですね。家賃、水道光熱費、食費などをざっくり概算で見積もっておき、その分を貯金してみましょう。貯金をしつつ、実家で普段の生活を送れるようであれば、一人暮らしも可能ということですね。
対策:仕事を頑張り昇給する・転職する
そもそもの稼ぎが少ないのであれば、今の仕事を頑張って、昇給できるよう努力をしましょう。この先も今の会社に勤めてもあまり大きく昇給できそうにない場合、若いうちであれば思い切って転職するのも手です。
親が反対する
これは女性の場合に多いかもしれませんね。一人暮らしの女性が何らかの事件の被害に遭うニュースをよく目にすることから、娘の身を案じて心配する親心から、一人暮らしさせるのを思いとどまらせようと親が反対することはあります。
また、職場が実家から通える距離であれば、「一人暮らしするなんてもったいない」と言って反対してくるかもしれません。私の場合がそうでした。しかし、こういう反対はお金のことを言いたいのではなく、いなくなると寂しいから反対しているケースが大半ですね。
これら親の反対への対策を考えてみましょう。
対策:親を安心させる
あなたのことを心配して反対しているのですから、まずは親を安心させることを考えましょう。お金の面であれば「一人暮らしにはこのくらいお金がかかるけど、自分は今このくらい貯金と毎月の給料があるから大丈夫」、治安の面であれば「駅から近くのオートロック付のマンションに住むから大丈夫」と話して安心させましょう。
さらに定期的に親に電話を入れることや、親を自宅に招いて様子を見てもらう、長期の休みには帰省する、などの約束をしておけば、一人暮らしをOKしてくれる可能性も高まることでしょう。
対策:社会人として自立したいとはっきり伝える
親が寂しくて反対している場合は、自分が「社会人として自立して一人前になりたいから一人暮らししたいんだ」とはっきり伝えれば、それに反論のしようはなく、折れてくれるはずです。強い意志をもって伝えましょう。
不安要素がある
お金の面は問題なし、親も特に反対はしなさそう、でも他に不安要素がある場合にも一人暮らしに足を踏み出せなくなりがちです。たとえば、部屋にゴキブリが出たらどうしよう、空き巣や変な人が来やしないか心配、などがありますね。こういった場合の対策はどうでしょうか?
対策:不安要素を解消する
不安要素を100%完全に防げるかどうかはわかりません。しかし、事前に調べて対処しておくことで、限りなく100%に近く不安を解消することは可能です。
ゴキブリであれば、なるべく高層階の集合住宅に住む(ゴキブリは5階以上は出にくいと言われています)、侵入経路となる窓の隙間にテープを貼って侵入を防ぐ、などの対応が取れます。
防犯面も、オートロックにカメラ付きインターホンがついたマンションであれば安心でしょう。さらに日中管理人が常駐していたりマンションのオーナーが住んでいる物件であれば尚更心強いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。一人暮らしをスタートさせる道は、人によってはたいへん険しいかもしれません。でも、一度一人暮らしの自由気ままな生活スタイルを味わったら、もう元には戻れなくなります。それくらい快適ですよ。
今現在、一人暮らししたくてもできない状態の場合、上記の内容を参考に対策を立てて、ぜひ一人暮らし生活をスタートさせてください。
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