一人暮らしにとって、風邪は最も気を付けないといけないことの一つと言えるでしょう。一人暮らしで風邪をひくと何かと大変ですからね。ここでは、これから一人暮らしを始める方に向けて、一人暮らしが風邪をひいたときのあるあるについて、ご紹介していきます。
風邪に関する一人暮らしあるある7選
①一人暮らしは風邪をひきやすい
たいていの人は実家を離れて一人暮らしを始めると、風邪をひきやすくなるでしょう。一人暮らしだとどうしても気が緩みがちで体調管理が甘くなり、風邪に対する警戒心が弱くなりがちです。
冬なのに薄着でいたり、飲んで帰宅して手洗いやうがいをしないままソファーでバタンキューと寝てしまったり、電気代を節約しようとエアコンを弱めるもしくはつけなかったり、と理由はいろいろ考えられます。
実家暮らしであれば、母親が注意して見守ってくれたり、『寒いからもう一枚羽織りなさい』とひと声かけてくれたりしますが、一人暮らしだとそんな親切な人は身近にいません。当然、自分の体調は自分でしっかり管理する必要がありますね。
②一人暮らし開始当初は風邪への備えができていない
実家暮らしであれば、うがい薬や手洗い用の薬用ソープが常備されていたかもしれませんが、一人暮らしでは自分で準備する必要があります。
そして風邪をひいたら、体温計で熱を測ったり、マスクをしたりしますが、これら体温計やマスクも自分で用意しておかなければいけません。
一人暮らしに慣れてきた頃なら問題ないでしょうが、一人暮らし開始当初は、こういった風邪に対する備えができていない可能性が高いです。実家で暮らしていて風邪をひいた時、何が必要だったかを思い出して、あらかじめ準備しておきましょう。
③寝込むほどの風邪をひくと最悪
多少の風邪であれば、自分で外出して医者に行くなり、ドラッグストアやスーパーに行くなり、可能でしょう。しかし風邪をこじらせてしまい、寝込むほどの状態になってしまうともう最悪です。
看病してくれる人は誰もいませんからね。自分で自分を看病しなければいけません。重い風邪にかかって誰かに看病してもらいたい時は、『実家は良かったなあ』、『早く結婚して奥さんを持ちたいなあ』と思うことでしょう。
わたしも以前、突如ひどい吐き気と下痢で体力を奪われ、ベッドでぐったりして寝ていました。少し治まってから医者に行きましたが、インフルエンザと診断されて、以後数日外出禁止令が出されました。
その帰り道に必要なものをささっと買いこんで帰宅しましたが、こんな時も一人暮らしでなければ、何か急に必要なものがあった際に、買い出しをお願いできますよね。
④医者に行くにもどこの医者がいいかわからない
これは一人暮らしを始めたばかりの人はみな同じではないでしょうか。実家の近くで一人暮らしをする人はあまりいないでしょうし、大抵は初めての土地で一人暮らしをスタートするはずです。
勝手の知らない地域なので、いざ風邪をひいたときに、どこの医者がおすすめなのかわからないので、困ってしまいます。
風邪をひく前の元気なうちに、自宅周辺の腕のいいお医者さんはどこか調べておきましょう。新たな住まい周辺に知り合いがいればその人に聞いておけばいいですし、知り合いがいない場合はネット上の病院・医院の口コミサイトで、評判を確認してみるといいでしょう。
わたしは一人暮らしを始めてからこれまで、ネットで評判を確認してから、かかる医者を決めてきました。世の中結構ヤブ医者もいるようで、ただ近いから、という理由だけで選ぶのはちょっと怖いですね。
風邪に関する内科の他、定期的に検診したほうがいい歯科や、その他あなたが通う可能性のある医者も慎重に選んだほうがいいですよ。
⑤食事に困る
一人暮らしで風邪をひくと、食事にも困ります。風邪で胃腸が弱っているため、消化のいいものを食べる必要があります。かといって、具合が悪いので自分で料理する元気もないですよね。
そんなときのために、風邪の時に食べるための常備食を用意しておきましょう。おすすめは、おかゆと冷凍うどんです。おかゆやうどんは消化しやすく、胃腸にやさしいので、風邪の時には最適の食事になります。
おかゆであれば、レトルトパックを湯煎すればすぐにできますし、冷凍うどんもお湯でゆでればOKなので簡単です。
数年前、年末にウイルス性胃腸炎にかかり、年越しからお正月にかけてまともな食事をとれない時期がありましたが、その時にはおかゆとうどんのお世話になりました。
特におかゆは、スーパーに行くと、レトルトの卵がゆ、梅がゆ、鮭がゆなどの種類があり、飽きることなく食事できました。おかゆだけでは足りなかったのでレトルトのポタージュスープも飲みましたが、これもおすすめですね。
もし食べる機会がなく賞味期限が到来したら、普段の食事として食べてしまえばいいことですし、万一の風邪をひいたときのことを考えて、おかゆやうどんを常備しておくことをおすすめします。
⑥体はつらいけど仕事を休めてラッキーに感じる
会社員の場合、平日風邪で仕事を休むことになったら、朝会社に電話して上司に休みの許可を得る必要があります。そして当日よほど重要な仕事があったりしない限り、休みを了承してくれると思います。
それが済めば、あとはひたすら寝て体を休めるだけ。高熱で意識がもうろうとするほどひどい症状の場合は別ですが、普通程度の風邪であれば、職場の仲間には申し訳ないと思いつつも、仕事で酷使した体を休めるいいチャンスと思い、ちょっとラッキーに感じることでしょう。
一人暮らしで家には誰もいないので、気兼ねなくお昼にやっているテレビのバラエティやワイドショーでも眺めながら、とことん体を休めましょう。
もちろん、何日も休んで会社に迷惑をかけられないので、なるべく早く風邪を治すことに努めましょうね。
⑦母親のありがたみを感じる
風邪をこじらせて寝込んだ時には、実家暮らしの頃の母親のありがたみを痛感することでしょう。普段は口うるさい母親も、風邪で具合の悪いときには、とことんやさしく尽くしてくれるものです。
わたしが実家暮らしで風邪をひいた時も、氷枕の替えを持ってきてくれたり、寝汗をかいたら着替えを用意してくれたり、栄養のある食べ物を作ってくれたり、色々してくれました。
自分が風邪でつらくて弱気になっている時には、家族・母親のありがたみをつくづく感じるものですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一人暮らしが風邪をひいた時のあるあるについて挙げてみましたが、風邪をひくと本当に大変です。これから一人暮らしを始める場合これらのあるあるを参考にして、いざ風邪をひいてから困らないようにしておきましょう。
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