あなたは年末年始、GW、お盆休みなどに実家に帰省した際、会社にお土産を買いますか?わたしは実家が近くでいつでも帰れるため、買ったことはありませんが、一般的にはどうなのでしょう?
ここでは、会社に帰省のお土産を買うことのメリット・デメリット、買わないことのメリット・デメリット、帰省した際に会社にお土産を買わないのはアリかどうか、についてご紹介していきます。
Contents
帰省したら、会社にお土産を買う?買わない?
2014年11月にフレッシャーズの調べで、社会人男女500人を対象にインターネット上で『帰省するたびに、職場の人へお土産を買っていますか?』というアンケートを取りました。すると、
はい(買う) 37.2%
いいえ(買わない) 62.8%
という結果になりました。帰省のたびに職場にお土産を買う人は約4割、買わない人は約6割と、意外に買わない人の方が多数派なんですね。感覚としては、買う人と買わない人の割合が逆でしたが、実際はそうでもないという統計結果ですね。
帰省先のお土産を買うことのメリット
帰省先のお土産を買って会社で配ることのメリットは以下になります。
仕事を円滑に回す潤滑油になる
いつもお世話になっている職場の仲間に帰省先のお土産を配ることで、社会人として礼儀のある人だと認識され、仕事を円滑に進めていくうえでの潤滑油になります。お土産を配る文化が根付いた職場だと、周りからの評価も高まるのではないでしょうか。
世間話のきっかけになる
新入社員や異動してきた人にとって、帰省先のお菓子を配って歩くことで、職場の仲間と打ち解けるきっかけになります。「このお土産、○○県のだっけ?」「はい、そうです。わたしの実家なんですよ」と言った風に、普段あまり仕事上接点のない職場の仲間とも世間話をするきっかけになりますよ。
生まれ故郷のアピールになる
実家のある生まれ故郷に強い思い入れがある場合、生まれ故郷のアピールにもなりますね。地元の有名なお菓子だけでなく、あまり知られていない地元の知る人ぞ知る銘菓などを配っても、喜ばれるのではないでしょうか。
帰省先のお土産を買うことのデメリット
帰省先のお土産を買って会社で配ることのデメリットは以下になります。
余計な出費となる
会社にお土産を買うことは、当然出費となります。わたしのような一人暮らしの節約生活を旨とする人にとっては、あまりしたくない出費ですね。特に職場の人数が多い場合、人数分のお菓子を全て買うとなると、結構まとまった出費になることも。
また、一度帰省先のお土産を買って配ってしまうと、また次回帰省した時にも買ってこないといけないと考えるようになり、以後ずっと出費がかさんでしまいますね。
何を買うか迷う
年に何回か帰省し、そのたびにお土産を買うと、毎回同じものでいいか、同じものだとワンパターンだから違うものにするか、では何を買えばいいか、と迷うことになります。
たかがお土産ひとつに、あまり頭を悩ませたくない所ですよね。
帰りの荷物が増える
会社のお土産はお菓子でしょうから、重さは大したことありませんが、それなりの人数向けのものを買うとかばりますよね。帰りの荷物が増えるのはちょっとしたデメリットです。
帰省先のお土産を買わないことのメリット
帰省先のお土産を会社の人に買わないことのメリットは以下になります。
余計な出費をしなくて済む
帰省先のお土産を買うことのデメリットの逆で、余計な出費をしなくて済むことが一番のメリットと言えますね。最初から、帰省時には会社にお土産は買わない、と最初から固く決めてしまえば、以後も買う必要はありませんから、お金の節約になりますね。
どうしてもお土産を買わないことに後ろめたさを感じるようであれば、連休中に帰省すること自体を会社の仲間に言わないでおけば済むことです。
帰りの荷物が減る
会社のお土産を買わない分、帰りの荷物が減り、少し楽になりますね。
帰省先のお土産を買わないことのデメリット
帰省先のお土産を会社の人に買わないことのデメリットは以下になります。
人間関係に影響があるかも
会社の風土や習慣にもよると思いますが、明らかに実家に帰省したことが職場に知れ渡っていて、連休明けにお土産もなく出社してきた場合、「○○さん、お土産の一つもないのかしら」と、お土産文化にうるさい職場のお局様など、ちょっとした陰口をたたく人がいるかも知れません。
わたしの個人的見解としては、有給休暇を取得して周りの皆が働いている最中に帰省したのなら、職場のみんなの助けもあって休めたわけですし、お土産を買ってくるのは納得というか当然です。
でも、年末年始、GW、お盆休みなど皆が休みに入る連休に帰省したのであれば、特にお土産はなくても平気だと考えます。
結局、買うか買わないか?どうする?
ここまで、帰省先のお土産を買うこと・買わないことのメリット・デメリットを挙げてきましたが、結局買った方がいいのか買わない方がいいのか、どうすればいいでしょうか?
それは、職場の風土・習慣に合わせるのが無難と言えるでしょう。
お土産文化のある職場の場合
職場のみんなが帰省した際、常にお土産を買ってきて配る文化が根付いているようであれば、同じようにお土産を買って配っておけば、問題ないでしょう。
ただ、もしわたしの実家が遠くにあって、連休のたびにしばしば帰省していたとしたら、毎回お土産を購入しているとお金がかかって仕方ありません。したがって、節約の観点から、有給休暇を取得して帰省した場合を除き、通常の連休中に帰省した際は一切お土産は買わない方針を貫くと思います。(帰省したことも口外しません)
お土産文化のない職場の場合
お土産を買って配る文化がない職場であれば、なんら気兼ねなくお土産無しで済ませてしまっていいのではないでしょうか。誰もお土産を買ってこないのに、自分ひとりだけ帰省するたびにお土産を配っていたら、逆に浮いた存在になってしまいますね。(そうしてあえて目立ちたいのであれば別ですが)
ちなみに、私はサラリーマン時代に転職しており、2社に勤めた経験がありますが、1社目2社目ともお土産を買って配る文化が根付いていました。冒頭にも書いたとおり、わたしは実家が近いので帰省時にはお土産を買いませんでしたが、旅行で遠出した際は、会社の人たちにお土産を買っていました。
年配の社員もいる、比較的歴史のある会社の場合、お土産文化が根付いている可能性が高いと言えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
帰省時のお土産に関しての結論としては、日本の職場であれば『郷に入っては郷に従え』の精神で、その職場に合わせていくことが、無難な対応と言えるでしょう。
職場にお土産文化がないから「お土産文化を根付かせるぞ!」と意気込んだり、逆に職場のお土産文化が嫌だから「お土産文化を撤廃しましょう!」と叫ぶくらいなら(そんな人はいないかもしれませんが)、本業の仕事に精を出す方がよっぽど建設的です。
お土産をどうするかはあまり気にし過ぎず、仕事に力を入れることで職場の仲間を助けてあげることの方がよほど大切ですよね。
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