わたしは一人暮らしを始めてしばらくしてから自転車を購入し、東京都内を街乗りし始めました。
今では『なんでもっと早く自転車を買わなかったんだろう!』と後悔しています。(最初に住んでいたマンションには駐輪場がなかったせいですが)
その位、自転車に乗ることが好きになれば、都内の一人暮らしもより楽しく快適になりますよ。
ここでは、自転車好きな人になれば都内一人暮らしがより楽しくなる理由と、都内を自転車で走ることによる注意点をご紹介していきます。
自転車好きになると都内一人暮らしがより楽しくなる理由
自転車通勤も可能に
自転車好きになれば、だんだんと遠出したくなってきます。すると職場への通勤も、電車通勤ではなく自転車通勤したくなるかもしれません。
職場が自宅からどのくらい遠いかと自身の体力にもよるかと思いますが、都内の自転車通勤は十分可能です。
実際、わたしは一人暮らしを始め自転車を購入してからは、雨や雪の日以外は自転車通勤していました。
自宅から職場まで都内の私鉄で3駅分の距離と比較的近く、自転車で15分ほどで到着できました。この位近ければ何の苦も無く自転車通勤できます。
その後、個人事業主として独立開業し、職場が少し離れた際は、自転車で30分弱走ってしばらく通勤しましたが、この位の時間走ると、真夏や真冬はちょっと厳しかったですね。
真夏は日焼け止めを塗っておき、真冬はしっかり防寒対策しないと手の先や足の先が凍えて大変でした。
私個人の経験からくる感覚では、片道20分ならどんなシーズンでもそれほど苦労せず自転車通勤できるかなと思います。
駅から遠い割安物件に住める
自転車通勤を始めれば、電車に乗って通勤しなくて済みます。
大雨の日や雪の日はさすがに危険なので自転車は止めた方がいいですが、多少の小雨程度であれば自転車通勤可能でしょう。
そうなると、一人暮らしとして住む場所も駅から遠い物件で平気になってきます。
駅から遠いということは、それだけ利便性に欠けるという点で、家賃が安くなってきますね。
わたしも今住んでいるマンションは最寄駅から徒歩12分ですが、駅地下物件よりは多少割安に感じます。
割安な分、設備のしっかりした物件に住むことが出来れば、一人暮らしの楽しさも増しますね。
普段の交通費が浮く
自転車での移動が当たり前になってくると、普段電車やバスに乗らなくなり、交通費が浮きます。
わたしは通勤時も滅多に電車に乗らず、休日どこかへ移動する際も、近場の都内であれば電車ではなく自転車で移動してしまいます。
その結果、電車賃がほとんどかかりません。よほど遠くに行く用事などがない限り、交通ICカードに1万円チャージすれば通勤私用関係なく1年間それで賄えてしまいますね。
辺鄙な場所に行きやすい
都内はJRに私鉄、地下鉄と電車が網の目のように張り巡らされており、さらに路線バスも数多く走っています。
大抵の場所であれば電車かバスを利用することで行くことが可能ですが、電車とバスの両方を乗り継いでいかないと行くのが困難な辺鄙な場所も中にはあります。
そんな場所に行くには、自転車が最適です。
東京都北区某所にある有名なラーメン店があるのですが、そこにはJRの最寄駅から徒歩20分もかかる場所にあります。その駅からバスに乗れば近くまで行けますが、それでもバス停から徒歩5分かかります。
そんな辺鄙な場所のラーメン店に自転車で行きましたが、自分の足でお店を探す楽しさと『こんなところにラーメン店が?』という驚きを味わうことができました。
辺鄙な場所へは車でももちろん行けますが、都内は駐車場を用意しているお店は少ないですからね。コインパーキング探しをしなければいけなくなります。
何より、以下の記事にも書きましたが都内に住んでいたら車は必要ないでしょう。
車はいらない!都内一人暮らしが車を買わない方がいい理由とは?
道に詳しくなる
このように辺鄙なお店を探しに行くだけでなく、都内の主要道路を自転車で走り回っていると、道に詳しくなります。
わたしは都内で車を運転した経験はほとんどなく以前は道に詳しくなかったですが、自転車に乗り始めてから、だいぶ都内の道路に詳しくなり、また感覚的にどの方面に行けばどこに通じるというのがわかるようになりました。
また、女性は方向音痴なタイプが多いですが、自転車で色々な場所を走ることで道に詳しくなり、方向音痴を改善することが出来るのではないでしょうか。
行動範囲が広がり都内が庭になる
こうして辺鄙な場所を巡ったり都内各所を走って道に詳しくなってくることで、さらに行動範囲が広がり、やがて都内が自分の庭のような感覚になるかもしれません。
わたしは現在中野区に住んでいますが、中野区の他、練馬区、板橋区、杉並区、新宿区、渋谷区、世田谷区、豊島区、文京区あたりはだいぶ詳しくなり、庭のような感覚で気軽に自転車を走らせて楽しんでいます。
手軽に有酸素運動ができる
ジョギングやウォーキングの場合、それなりの装いをしてから開始するものですが、自転車なら普段着のままペダルをこぐだけで開始できます。
大変手軽に有酸素運動ができ運動不足解消につながります。
もちろん、自転車専用ウェアなど着るのもいいですが、都内の街乗りだけならそこまで本格的な装いをせず、汗をかいても平気な普段着で十分です。
都内を自転車で走ることによる注意点
都内を自転車で走ることは楽しいですが、一方注意点もいくつかあります。私自身の経験から以下挙げてみました。
歩かなくなる
どこへ行くにも自転車を使うようになってから、ふと気づくとあまり歩かなくなっていることに気づきました。
中には『もしかすると1日100mくらいしか歩いてないのでは?』という日も。
自転車は有酸素運動に有効で、足の筋肉も鍛えられますが、歩くときに必要な筋肉とは少し異なります。
年を取ってから必要になるのは自転車で鍛えられる筋肉ではなく、歩くことで鍛えられる筋肉です。
あまりにも自転車に乗り過ぎで最近めっきり歩いてないなと感じたら、たまには散歩がてら歩くこともしてみましょう。
こちらに一人散歩についての記事を書いていますので、ぜひ参考にご覧ください。
一人散歩の楽しみ方とは?おすすめの都内一人散歩エリアもご紹介!
交通事故の危険
東京の都心部は車の交通量が大変多いです。自転車が走れるスペースのある道路ならいいのですが、まだまだ自転車が走るスペースに余裕のない道路は多いです。
かなりすれすれを車が猛スピードで通過していくこともあり、ちょっと怖いですね。
都心部を自転車で走る際は、車には細心の注意を払いましょう。
特にスピードの出し過ぎには要注意です。スピードさえ出し過ぎなければ、交通事故のリスクは大幅に減らせます。
駐輪スペースの確保
都内に自転車の無料駐輪スペースは増えてきましたが、まだまだ少ないように感じます。
特に新宿、渋谷、池袋のようなターミナル駅周辺にはもっとたくさん無料駐輪スペースを設けてほしいと強く思います。
新宿髙島屋のような広い無料駐輪スペースを各ターミナル駅にいくつか用意してほしいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自転車好きな人になれば都内一人暮らしがより楽しくなる理由と、都内を自転車で走ることによる注意点をご紹介してきました。
もしあなたが都内にお住まいで自転車に乗っていない場合は、ぜひ自転車に乗ってみてください。行動範囲が広がり、毎日の生活が楽しくなること間違いないですよ。
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