あなたはうなぎが好きですか？
もちろん、ここで聞いているのは生きているうなぎではなく、お笑い芸人銀シャリの鰻さんでもなく、うな重・うな丼のうなぎのことですよ。
わたしはうなぎが大好きです。
できることなら毎日でも食べたいくらいです。
でもうなぎって、高いですよね。
わたしのような一人暮らしの節約生活を営んでいる一庶民にはなかなか手が出ません。
そもそも、なんであんなに高いんでしょう？
ちょっと不思議に思いませんか？
というわけでここでは、うなぎはなぜ高いのか？また、合わせて土用の丑の日の由来や、わたした実食した東京でうなぎを安く食べられるお店をご紹介したいと思います。
Contents
うなぎが高い理由とは？
それは、ずばり『うなぎの稚魚の価格が高騰しているから』です。
もともと日本で食べられていたうなぎは天然ものばかりでした。
江戸時代の頃などは、海も川もきれいで、その辺の河川にいる天然のうなぎを取って食べていました。
しかし近代化に伴う河川の整備により、天然のうなぎは姿を消していきます。
今や、全国に流通するウナギのうち、天然ものの割合は0.3%以下となっており、いかに希少かということがわかりますね。
つまり、天然のウナギを食べようとすると、べらぼうに高いということです。
その一方で、日本の研究者はうなぎの養殖に成功します。
うなぎの稚魚であるシラスウナギを獲り、そこから成魚のうなぎへと養殖したのです。
今世間に流通しているほとんどのうなぎはこの養殖うなぎですね。
ところが、乱獲に伴いシラスウナギが絶滅危惧種に指定されました。
すると、うなぎを無闇に獲ることができなくなり、養殖もののうなぎも価格上昇につながっていきました。
しかしその後、日本はうなぎの完全養殖に成功します。
この完全養殖の量産化が完了すれば、うなぎの価格はより庶民の手に届きやすいものとなり、うなぎを食べられる機会もうんと増えることでしょう。
現在、うなぎ養殖の研究に携わっている方々には本当に頑張ってほしいところですね。
やっぱりうなぎは養殖より天然の方がおいしいの？
一見、天然うなぎの方が養殖うなぎより美味しそうに感じますよね？
果たしてそうなのでしょうか？違いを確認しましょう。
天然うなぎ：身がしまっていてあっさりした味（独特のクセがある場合も）
養殖うなぎ：脂がのっていて肉厚でジューシー
このように、天然と養殖で味に特徴があるんですね。
従って好みによっては、養殖の方が脂が乗っている分美味しいと感じたり、天然うなぎは泥臭さを感じて苦手ということがあります。
普段食べ慣れているのが多く流通している養殖うなぎの方なので、養殖の方が好みに合う人の方が多いかもしれませんね。
土用の丑の日の由来とは？
うなぎを食べる習慣のある土用の丑の日の由来について確認しておきましょう。
由来は諸説ありますが、もっともポピュラーなのはこちらの説ですね。
夏にうなぎが売れなくて困っているといううなぎ屋の相談に平賀源内が乗り、店に『本日丑の日』という張り紙を貼りました。
当時、丑の日には『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしないという考えがあったことから、張り紙を見た客がうなぎを食べに殺到したそうです。
そもそもうなぎの旬は冬だったので、夏にうなぎを食べる習慣はありませんでした。
それを丑の日に『う』のつくものを食べるという風習を利用して、旬ではない夏にうなぎを食べることを根付かせた平賀源内はかなりのアイデアマンと言えますね。
2017年の土用の丑の日はいつ？
せっかくうなぎを食べるなら、土用の丑の日に食べたいですよね。
さて、2017年の土用の丑の日はいつでしょうか？
2017年の土用の丑の日は、以下のようになります。
一の丑：7月25日（火）
二の丑：8月6日（日）
土用の丑の日は年によって年に1回だったり2回だったりします。
2017年は2回ですね。
職場の近くのお店で食べるなら平日の一の丑、ちょっと遠くまで食べに行くなら日曜日の二の丑が良さそうですね。
わたしが実食した東京で安くうなぎが食べられるお店
それでは、東京でおいしいうなぎが安く食べられるお店をご紹介していきます。
どこもわたしが実際に食べたことのあるお店で、おすすめできますのでご安心ください。
宇奈とと
『宇奈とと』は、うなぎ料理をメインとしたうなぎチェーン店です。
本格的なうなぎを大変リーズナブルな価格で提供してくれますよ。
うな丼はなんと、ワンコインの500円！
スーパーなどで買うよりも安くておいしいうな丼が食べられます。
さらにうなぎの身を倍にした人気No.1メニュー、うな丼ダブルも1000円でいただけるから驚きです！
コスパ重視でうなぎを食べたければ、この『宇奈とと』で決まりでしょう。
他にもうな重系のメニューや、温玉やとろろを入れたうな丼、うなぎを使ったおつまみなどもあるので、これらを肴にちょい飲みするのもいいですね。
『宇奈とと』は東京と大阪でチェーン展開しているので、公式HPでお近くの店舗をぜひチェックしてみましょう。
参考情報
●宇奈とと
まんまる
次のお店は池袋西口にある、『まんまる』です。
夜居酒屋として利用することもできますが、おすすめはランチですね。
こちらの一番人気は、ランチタイムの数量限定まんまる丼です。
サイズが合わない規格外の流通しない希少なうなぎをたっぷり使った贅沢なうな丼ですよ。
お吸い物とお新香付き、さらにご飯大盛無料で、1,000円でいただけます！
すぐに売り切れてしまうので開店前から並びましょう。
もちろん、通常のうな丼も1,350円とお手頃価格で提供しています。
またひつまぶし丼（1,680円）が食べられるのも注目ポイントですね。
参考情報
●まんまる
住所：東京都豊島区池袋2-13-8 光陽ビル1F
営業時間：月～土 11:00～15:00（L.O.14:40） 17:00～22:30（L.O.22:00）
アクセス：JR山手線「池袋駅」西口C6出口より徒歩1分
定休日：日曜・祝日
公式ＨＰ：https://r.gnavi.co.jp/a102200/
川勢（かわせ）
今度は荻窪の老舗うなぎ屋『川勢』です。
荻窪駅北口の駅前通り商店街の中にひっそりとたたずむ庶民的な外観のお店です。しかし、「荻窪に『川勢』あり」と言われるほどの有名なうなぎ専門店なんですよ。
『そんな名店のうなぎじゃ高いんじゃないの？』と思いますよね？
いえいえ、ランチは大変お手頃価格ですよ。
通常1,500円のうな丼が、ランチタイムはサービスで1,200円でいただけます。
名店のうなぎをこの価格でいただけるのなら、うれしい限りですね。
参考情報
●川勢
住所：東京都杉並区上荻1-6-11 荻窪北口駅前通り商店街
営業時間：月～土 12:00～14:00（L.O.14:40） 17:00～22:00（L.O.22:00）
アクセス：JR中央線「荻窪駅」北口より徒歩3分
定休日：日曜
公式ＨＰ：https://r.gnavi.co.jp/7rp1hsn50000/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
うなぎが高い理由や土用の丑の日の由来について、東京でおいしいうなぎが安く食べられるお店をご紹介してきました。
せっかく土用の丑の日に食べるうなぎですから、おいしいものを安くいただきたいですよね。
この記事でご紹介したうなぎ店にぜひ足を運んでみてください。
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わたしはぼっち旅で撮った大量の写真を保管しています。
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利用できる地域は限られますが、対象地域の方にはかなり便利なサービスです。今後サービスエリアは拡充していくでしょう。
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