衣替えの時期、正直服の入れ替えをするのは面倒ですよね？それも、年々服は増えていき、クローゼットや収納スペースはいっぱいになってしまうことも。一人暮らしだと何部屋もの広い部屋に住むことはないでしょうし、服の置き場に困ってしまいますよね？
そんなあなたは、服の断捨離を実行した方がいいでしょう。ここでは、衣替えの時期におすすめの服の断捨離について、ご紹介していきます。
Contents
服の断捨離とは？
人はもったいないという固定観念に凝り固まってしまうと、ものが捨てられずに家に溜まっていき、増えていった膨大なものを扱うのに、膨大な時間や気力を要するようになり、心身の健康を害するほどの重みになってしまうのです。
それを改善するため、ヨガの行法である『断行、捨行、離行』からできた言葉である断捨離を実行するのです。断捨離とは、『不要なものを断ち、不要なものを捨て、ものからの執着から離れる』ことを実践することで、今では片付けに関して使われるのが一般的ですね。
服の断捨離、つまり『不要な服は買わず、不要な服は捨て、服に対する執着から離れる』ことを実践するのです。
そしてタイミングとしては、衣替えの時期がおすすめです。春夏物を引っ張り出してくるとき、秋冬物を引っ張り出してくるとき、ある基準のもと、不要な服がないかチェックして、断捨離するのです。
衣替えの時期に服を断捨離する際の５つの基準
さて、では衣替えの時期に服の断捨離を実行するにあたり、服を処分するかどうかの基準はどうすればいいのでしょうか？以下、おすすめの５つの基準を挙げていきます。
①存在自体忘れていた服
洋服タンスやクローゼットの奥深くにあり、存在自体忘れていた服、ありませんか？その服は問答無用に処分してしまいましょう。
存在自体忘れていたということは、今のあなたには必要ない服ということです。もし必要な服であれば、『あの服どこにいったんだろう？』と気になって探すことでしょう。そういう風に探されもしない服にはもう価値を見出す必要はありません。
②今の自分らしくない服
人はその時の自分の気分次第で、買う服の傾向が変わることがあります。毎日が楽しくて仕方がない状態であれば、明るめの服を選ぶでしょうし、逆に毎日にあまり楽しさを見いだせない状態だと、暗めの服を買ってしまいがちです。
または、若い時分に買った服は、その後年を取った今のあなたにとっては、自分らしい服とは言えないものになっている可能性が高いです。昔の彼氏、彼女からもらった服も同じことが言えますね。
このように、今の自分らしくないと思った服も、思い切って処分してしまって構いません。
③サイズが合わなくなった服
以前は太っていたが、ダイエットに成功してやせた、それはいいことですよね。ただ、太っていた頃に来ていた服はもうサイズが合わなくて着ることもないでしょう。やせたことでサイズが合わなくなった服は処分してしまった方が、もうこれでリバウンドはできないぞ！と自分にプレッシャーを与えることもできます。
逆に、今までやせていたのに何らかの原因で太ってしまった場合、もしすぐにやせる気持ちがあるのであれば、やせていた頃の服は処分せずにしばらく取っておいたほうがいいかもしれません。
やせていたころに着ていた服を身近に置いておいた方が、『絶対またこの服を着て見せる！』と奮起し、ダイエット効果の促進につながるかもしれないので。
④傷みや汚れのひどくなった服
長年気に入って大事に着ていた服も、いつかは傷みや汚れがひどくなり、着られなくなっていくもの。傷みの修繕や汚れ落としなどにも限界があるので、もう外に着ていくのはちょっときびしいな、と思い始めたら、名残惜しいとは思いますが、痛みや汚れのひどくなった服は処分してしまいましょう。
わたし自身も、長年愛用していたユナイテッドアローズのジャケットがあったのですが、襟の汗染みがひどく、染み落とし専門のクリーニング店に持ち込むも、これはさすがに無理と言われ、止む無く処分する決断をしました。大事にしている服をお持ちなら、手入れは早め早めに行っていくようにしましょう。
⑤1シーズン全く着なかった服
1シーズン全く着なかった服も処分対象と言えます。たくさん服を持っていると、どうしてもよく着る服、たまに着る服、そして全く着ない服に分かれてきます。そして、1シーズンのうち8割の日に着る服は、服全体の2割に過ぎない、と言えます。
つまり、しょっちゅう着ている服はせいぜい2割ほどで、後の8割はたまにしか着ない、もしくは全く着ないのです。まさにわたしがそうですが、あなたはいかがでしょうか？ぜひ洋服ダンスやクローゼットを確認してみてください。多少の割合のブレはあるにせよ、着る服と着ない服にはかなりの偏りがあるはずです。
そして、その中には1シーズン全く着なかった服も存在するはずです。その服は処分してしまいましょう。ただ、たまたま着なかった可能性があったり、気に入っていたがために大事にし過ぎていて逆に着ることが出来なかったのかもしれません。
なんにせよ、どうしても処分するのに抵抗があれば、もう1シーズンだけ処分を待ちましょう。その1シーズンのうちに何度も着るようになればそれでよし、結局2シーズン中1回も着なければ、その時こそためらいなく処分できますよね。
こうして衣替えのシーズンに服の断捨離を繰り返すことで、手持ちの服は厳選されて少なくなっていき、衣替え自体をしなくて済むようになります。
服は捨てるともったいない？売る？
わたしのように一人暮らしの節約生活をしていると、服にお金をかけなくなります。実家暮らしの頃はユニクロなど見向きもしませんでしたが、今では服全体の約半数がユニクロです。ブランドにも元々興味はありません。
こんなタイプの方は、服を売ろうとしても全くお金になりません。以前、わたしは段ボールにいらない衣類10数着を詰めて、ネットで評価の高かったある業者に服の買取を依頼しました。しかしノンブランドの服ばかりだったので、たったの数百円にしかならず、がっかりしました。ブランド服をお持ちの方のみ、買取に出す価値があると言えるでしょう。
であれば、段ボールに詰めて発送する手間をかけて、ちょっとしたお金をもらうか、さっさとごみ袋に入れて捨ててしまうかは、人によって分かれるところでしょう。個人的な意見としては、ノンブランドで着古した衣類であれば、売らずに捨てても、もったいないことはありません。
服は、ボタンやファスナーのような金属部分が外せる場合は外してもえないゴミ、外せない場合は服を丸ごともえるゴミとしてゴミ袋に入れて処分してしまって構いません。念のため、ご自宅の自治体のゴミの分別ルールを確認しておきましょう。
どうせ売ってもいくらにもならない服ばかりだけど、服を捨てることに抵抗のある方は、不要な服を送ることで、途上国への寄付やエコ活動に貢献することができるサポートシステム：フクサポがあります。こちらに不要な服を送り、寄付＆服のリユースを行うのもおすすめですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
服の断捨離を行うことで、一人暮らしの狭い室内に空きスペースができ、服もゆとりをもって保管することができるようになります。
また、ここでは詳しく書きませんでしたが、そもそも不要な服を買わないことも大事なことなので、念頭に入れておきましょう。それでは、ぜひ衣替えの時期に、服の断捨離を行ってみてください。
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