GWのような長期連休はウキウキしますよね。でも連休も終わりに近づいてくると、体はだるいわ、気分は憂鬱だわで、仕事に行きたくないと感じる人は多いことでしょう。この記事を読んでいるあなたもそうですよね？
長期休暇を満喫したのはいいけど、連休明けの仕事に支障があってはいけませんよね。ここでは、連休明けで仕事に行きたくない状態からの切り替え法・解決法についてご紹介していきます。
連休に入る前に
連休に入る前に、連休明けのことを考えて以下の備えをしておきましょう。
連休明けの予定を把握しておく
連休明けに『何の予定があったっけ？』なんてことにならないよう、ちゃんと予定を把握しておきましょう。自分の手帳や自宅ＰＣで予定が見られるならそれでいいですが、会社のシステムでスケジュール管理している場合は、連休明けのスケジュールのカレンダーを印刷しておきましょう。
連休明けの日に重要な会議などを入れない
重要な会議や、お客様との商談など、パワーを必要とする打ち合わせ・気が重くなる打ち合わせ関係は連休明け初日には入れておかないようにしておきましょう。万一休みボケのふぬけた状態で重大な取り決めをすることになったら、正しい方向に事が運ばなくなるかもしれません。
万全の状態で会議に参加できるよう、重要な会議などは、連休明けの翌日以降にスケジュールしておきましょう。
連休最終日
連休最終日ということは、明日からまた仕事の再開です。どんなことをして気持ちを切り替えていけばいいでしょうか。
次の連休の具体的な計画を立てる
早くも次の連休に何をするか、具体的な計画を立ててしまいましょう。たとえばGWの次の長期連休となると、8月のお盆休みですね。お盆休みにどこへ行くか、何をするか、想像を膨らませましょう。その手前の、7月第3週の海の日の3連休でもいいでしょう。そんなに待てない人は、次の週末に楽しい予定を計画しておきましょう。
軽く体を動かす
連休中の体のだるさや仕事で憂鬱な気分を振り払うには、体を動かすのが一番です。手軽にできる運動をしてみることをおすすめします。とはいえあまりにハードな運動だと、かえって翌日の仕事に支障をきたします。
ジョギング、キャッチボール、ストレッチなど、あくまでも軽く汗をかく程度の運動に留めておきましょう。わたしの場合、クロスバイクでサイクリングをして爽快感を味わうことが多いですよ。
仕事のシミュレーションをし、段取りしておく
連休明けの仕事の予定を見て、あらかじめ仕事のシミュレーションをしておくのもいいでしょう。翌日の仕事のスケジュールや資料を見て段取りを確認しておくことで、気持ちも落ち着きますし、当日スムーズに仕事に取り掛かれるようになるでしょう。
連休明けの前日に少し仕事をする
さらに、連休最終日に自宅で少し仕事をしてしまうというのも効果大です。休み中にあえて仕事に着手してしまうことで仕事モードに半分入っておけば、連休明け初日に無理やり切り替えようとしなくても、スムーズに仕事モードで取り掛かれるはずです。
ゆっくりお風呂に入る
普段お風呂はシャワーで済ませてしまう人も、連休最終日はゆっくりと湯船につかってみましょう。お風呂には、ストレス緩和や気持ちの落ち込みを解消する効果があります。
注意点としては、４２℃以上の熱いお風呂に入ると、交感神経が高まり、体は活動状態、興奮状態になってしまいます。これでは逆効果なので、４０℃位のややぬるいお風呂に入りましょう。副交感神経を刺激され、体がリラックス状態となり、翌日からの仕事に向けて体を休めることができます。
いつもより早寝早起きする
連休中にいろいろ出かけて疲れていることでしょう。連休最終日はいつもの仕事前日より1時間早く寝て、1時間早起きするようにしてみましょう。入浴後は夜更かしせず、さっさと床について、もし眠くなくても横になって目を閉じて体を休めましょう。
この日ばかりはお酒好きの人もアルコールは避けておくか、飲みたくても控えめな量に留めておきましょう。
連休明け初日
ついに連休も終わり、仕事が再開します。連休明けの仕事初日は以下の点に気を付けてみましょう。
しっかりと朝食をとる
普段朝はコーヒーを１杯飲んで終わりにしているような人も、連休明け初日はしっかりと朝食を取りましょう。朝食をきちんと食べることで脳が活性化され、仕事モードに切り替えやすくなります。一人暮らしで朝食を作る習慣もない人などは、バナナ１本だけでもいいので食べるようにしましょう。
口角を上げる
憂鬱な気分のままでいると、口元が下がり気味になり、それに伴って気持ちがさらにどんよりしてきます。笑顔とまではいいませんが、憂鬱な時も意識して口角を上げるようにしましょう。すると、憂鬱な気持ちも少しだけ和らいでくるから不思議です。
実際わたしは普段、憂鬱な時や元気がない時には、意識的に口角を上げるようにしています。こうすることで気持ちが前向きになってきますよ。
自分だけじゃないと考える
口角を上げても、完全に憂鬱な気分が解消されないかもしれません。そんな時は、『連休明けの仕事が憂鬱なのは自分だけじゃない』と考えるようにしましょう。程度の差はあれ、連休明けは職場の上司も同僚も部下も、憂鬱な気分の人が大多数です。
『職場の周りのみんなも自分と同じように憂鬱なんだ』と考えれば、少し気が楽になってくるのではないでしょうか。
職場の気の合う仲間と接する
職場についてそのまま淡々と仕事を始めようとするよりは、職場の気の合う仲間と接し、連休中の話題など雑談を交わすことで、憂鬱だった気が紛れ、仕事に対しても前向きに取り組めるようになるはずです。
特に一人暮らしで連休中あまり人と接する機会のなかった人は、進んで仕事仲間と会話を交わしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
GWのような連休はうれしい反面、連休の終わりを迎えて仕事が待っている段階に差し掛かると、多くの人はつらい現実に引き戻され、憂鬱になります。
でも、本質的なことを考えれば、休日が現実逃避である働き方は果たして幸せと言えるのでしょうか？
お金のため、生活のためにやりたくない仕事をして、休日に旅行に出かけて現実逃避、旅行から帰ってきたら、またイヤな仕事の日々が待っていて…ということを毎回繰り返していることになります。
どこかで自分の働き方を見直し、休日は仕事を忘れる現実逃避の時間ではなく、さらに仕事をバリバリこなすためのリフレッシュする時間とすべきです。
かくいうわたしもイヤな仕事を辞めて、個人事業主としてやりたい仕事を始めた一人です。養う家族がいる場合そう簡単にはいかないとは思いますが、連休明けも憂鬱にならない仕事に就くことこそ、根本解決の唯一の道と言えるでしょう。
毎回連休明けの憂鬱に悩まされている人は、一度真剣に仕事そのものについて考えてみてはいかがでしょうか。
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