実家を離れて東京で一人暮らしを始めて、はや10年超。
すっかり東京都民としての生活に慣れきってしまいましたが、ふと実家の千葉県のことを色々と思い返すことがあります。
そして今思えば、『千葉県の実家に住んでいた頃あんなことがあったなあ』、『あれは千葉県ならではのことだったんだなあ』、ということが色々とあります。
ここでは、私自身の実家暮らしの頃の回顧録的な意味合いで『千葉県あるある』をご紹介していきます。
一人暮らし開始前の実家暮らしの『千葉県あるある』
意外と行かないディズニーランド
東京ディズニーランドが東京都ではなく千葉県にあることは、行ったことのある人なら全員知っている事実ですよね。
日本一のテーマパークであるディズニーワールドが千葉県にあることは、千葉県民にとって大なり小なり誇りに思っているところだと思います。
でも、千葉県民ってそんなにディズニーランドに行かないような気がします。
実家から電車で30分程の距離で近すぎていつでも行けるので、逆に足が遠のくという感じでしょうか。
実際私も、ディズニーランドは4回位、ディズニーシーは1回しか行ったことがありません。
甘すぎるけどうまい『マックスコーヒー』
わたしが実家暮らしの頃に最もよく飲んだ缶ジュースといえば、マックスコーヒーかもしれません。
マックスコーヒーをあなたはご存知ですか?
千葉県民で知らない人はいないであろう、ソウルドリンクといってもいいでしょう。
マックスコーヒーは黄色に黒い文字の虎を思わせるパッケージで、ただのコーヒー飲料ではなく、とっても甘いです。甘すぎるくらい甘いです。
でも、それがクセになってしまうんですよね。子供の頃はしょっちゅう飲んでいました。
もう20年以上飲んでいないので、もし年を取った今マックスコーヒーを飲んだら、あまりの甘さに悶絶しそうな気がしますが。
そんなマックスコーヒー、千葉県限定商品かと思いきや、千葉県と茨城県で販売されていたようですね。
そして今では関東地方、東北地方、東海地方、北陸地方と広範囲に販売しています。
さらに、今ではアマゾンでマックスコーヒーが販売されていることを知りました。
これなら、全国どこの方でも甘すぎるけどおいしいマックスコーヒーを味わえますね。気になる方は、ぜひアマゾンで検索してみてください。
千葉テレビで放送された『なのはな体操』
実家に住んでいた頃、テレビのチャンネルをザッピングして、千葉テレビ(現:チバテレ)にチャンネルを変えた時、妙に耳に残るミュージックと共に体操している映像が良く流れたものです。
そうそれは、なのはな体操。
千葉県が制定した県民体操で、千葉県出身の方であればご存知ではないかと思います。
千葉テレビで1983年から2002年まで放送していたそうで、今ではもう放送していないんですね。
you tubeで『なのはな体操』と検索すれば見ることが出来るので、興味のある方は是非。
ちなみにわたしは、なのはな体操はテレビで観ただけで踊ったことはありませんが、地域によっては、小学生の頃とかに踊された人もいるようですね。
生産量トップだが滅多に食べない落花生
食べ物に関して、千葉県と言えば全国生産量で圧倒的トップを誇るのが落花生です。
でも生産量トップだからと言って、千葉県民はそれほど落花生を食べませんよ。
わたしが唯一落花生を食べる機会があったのは、豆まきの節分の日。
実家で豆まきをする際は落花生を使って豆まきをし、一通り豆まきが終わったら、まいた落花生を拾い集めて、殻を割って中の豆を食べていました。
豆まきといえば落花生が当たり前かと思っていましたが、これも千葉県ならではなんですよね。
かと思いきや、東北や北海道も豆まきは大豆より落花生の方が多く撒かれるようです。面白いですね。
実はご当地ラーメンがある
千葉県は実は有名なラーメン屋が多く、ラーメン人気はかなり高いです。
そして、千葉県にもご当地ラーメンが存在します。
ラーメン好きな人はご存知かもしれませんが、以下ご紹介します。
竹岡式ラーメン
竹岡式ラーメンとは千葉県内房周辺で作られるご当地ラーメンで、発祥は千葉県富津市の『梅乃家』と『鈴屋』とされています。
そのラーメンがまた個性的で、麺は生麺ではなく乾麺を使用しています。
そして、チャーシューの煮汁でできた醬油だれに、麺を茹でた際の湯を加えたものをスープにしています。そう、スープのダシを取らないんです。
そこに薬味として、角切りにした玉葱をどさっとのせて完成。
他にはない唯一無二のご当地ラーメンです。
わたしは竹岡式ラーメン発祥の一店『梅乃家』に行って食べたことがありますが、なんともいえないインスタントチックなB級感を感じつつも、おいしかった記憶があります。
さながら漁師が作ったような、繊細さは微塵もないけど、食べたらうまいまかない料理のようなラーメンでしょうか。
勝浦タンタンメン
さらに、千葉県にはもう一つ、ご当地ラーメンがあります。勝浦タンタンメンです。
2010年代にB-1グランプリに出場してから全国的に名が知れ渡るようになってきました。
ゴマ類を用いた一般的なタンタンメンとは異なり、しょうゆベースのスープにラー油を多く用いたものが勝浦タンタンメンです。
有名になったのはここ最近ですが、海仕事で冷え切った海女や漁師を温めるためのメニューとして昔から勝浦で好まれていたようですね。
わたしは辛い物が苦手なのでまだ食べたことはありませんが、いつかチャレンジしたいと考えています。
空港は羽田より成田
東京都民である今、旅行などで飛行機を使う場合、ほぼ間違いなく羽田空港を使います。アクセスがいいですからね。
でも実家暮らしの千葉県民であった頃は、飛行機に乗るなら成田空港一択でした。
今とは逆で、羽田空港は遠くて不便だし、実家のある本八幡からなら京成電鉄で成田空港まで一本で行ける利便性の良さもありました。
やはり、住むところが変われば使う空港もがらっと変わるものですね。
とはいえ、成田空港にもLCCが開通しており、羽田も成田もお互い飛行機の運賃が安くなってくれると嬉しいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
千葉の実家暮らしの頃を思い出しつつ『千葉県あるある』をご紹介してきました。
自分の実家・故郷では当たり前だと思っていたことも、全国的には全く知られていないローカルなものだということはよくあるということです。
また、地元ならではの良さも思い返せばあるものです。
この記事を読んでいるあなたも今一人暮らししているなら、実家は他の地域にあるはずです。
たまには実家暮らしの頃に思いを巡らしてみるのも楽しいものですよ。
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