待ちに待ったボーナスが会社から支給されたら、誰でもうれしいですよね？
多少金額が少なくても、ボーナスがもらえない人もいるんです。ありがたく思いましょう。
ちなみにわたしは現在個人事業主のためボーナスはありませんが、会社員時代にボーナスをもらったときは、それはもう嬉しかったですね。
さて、わたしのような独身男性がボーナスをもらったら、どんな使い道が最適なのでしょうか？これについて考えていきましょう。
まず最初に必ずやるべきこと
ボーナスをもらって浮かれ気分で、さて何に使おうか？と考える前に、たとえば、もしあなたが車を買ってローンを抱えているとしたら、まず最初にボーナスをローンの返済に使いましょう。
ローンは長いこと抱えていてもいいことはないので、少しでも早く完済するに越したことはありません。ローンはさっさと払い終えてしまい、いち早く身も心も軽くなりましょう。
ボーナスの使い道の優先順位を決める
もともとローンのない方はいいとして、ローンを抱えている人も完済することで、ようやくボーナスを自由に使うことができます。
とはいえ、「仕事を頑張ったご褒美に、パーッと使っちゃえ！」なんて豪遊してしまっては、元も子もありません。
ボーナスはまず何に使うかをよく考える必要があるでしょう。以下、おすすめのボーナスの使い道を優先順位毎に挙げていきます。
①貯金
ボーナスの使い道の優先度としては、やはり手堅く貯金が１位です。
以前、日本で巨万の富を築いた伝説の資産家、本多静六氏の自伝「私の財産告白」を読みましたが、彼は貧しい農家に生まれながらも、勉学にいそしみ、東大教授となった後、ある徹底したことを行います。
それは、月給の４分の１を強制天引きして貯金、さらにボーナスのような臨時収入は全額貯金、というものでした。
質素倹約な生活を日々営み、地道に貯めた種銭を大変理に適った投資によって増やして一代にして財を築き、その財産も惜しげもなく寄付してしまう生き方には、大変感銘したものです。
ここはボーナスの使い道に関する記事なので、月給の４分の１～について深くは触れませんが、給料の多くとボーナス全額を貯金に回す徹底した生活ができたからこそ、一代で大いなる資産を築くことができたのです。
また、どこかで聞いた話ですが、お金持ちになる人は「コップの水をいっさい飲まない」と言います。
ここで言うコップの水とは、実際の水ではなく、自身が築いた資産のことです。
普通の人はお金を得たら、その分使ってしまいます。結果、コップの水（資産）は一向に貯まらず、人生を終えてしまいます。
一方、お金持ちはお金を得ても使わずに貯めて、投資などで増やしていきます。そうして増えたコップの水（資産）があふれそうになった時、はじめてその水を飲む（お金を使う）のです。
この考え方を肝に銘じて実践するだけで、資産はぐんぐん増えていくはずです。
ちょっとボーナスの話から脱線しましたが、お金を貯める種銭となるボーナスには手を出さず、まずは貯金することです。
②投資
①の貯金のところでも触れましたが、貯めたお金は投資に回しましょう。
と言っても、投資と聞くと何だか怖くなってしまう人も多いのではないでしょうか？投資で多額の負債を負い、身を亡ぼす人もいますからね。
そこで、ここではリスクの低い投資についてご紹介します。それは、インデックス投信です。
簡単に説明すると、インデックス投信とは、日本株式市場や外国株式市場などの市場に連動して値動きする投資信託のことです。
資本主義経済は今後も世界的に拡大成長していくはずなので、その市場に連動した動きをすれば、短期的にはマイナスになることはあっても、１０年超の長期スパンで見ればプラスになる確率が高いため、リスクの低い投資と言われています。
インデックス投信について、詳しくはまた別の記事でご紹介したいと思いますが、要は①で述べたコップの水を満タンにしてあふれさせるには
投資が大変有効だということです。
ボーナスでまとまった金額を投資にあてれば、効果抜群ですよ。
③自己投資
①でボーナスを全額貯金して②で投資と述べましたが、なかなかそこまでストイックな使い方はできないかと思います。
そこで、ここからは人によって程度に差はありますが、自分の好きなことに使ってもいいでしょう。ただわたしの感覚では、①②の貯金・投資にボーナスの2/3～3/4を回し、残り1/4～1/3を③以降に使いましょう。
そして３番目の③は自己投資としました。
ここで言う自己投資とは、「自分を磨いて価値を高める」ことを言います。
①②に関連して、資産運用の勉強をするもよし、仕事に関すること（語学、営業テク、会計、ＰＣなど）を学ぶもよし、副業で小銭を稼ぐための勉強もいいでしょう。
独身男性であろうあなたが素敵な異性と出会うために外見を磨くことでもいいと思います。
要は、自己投資を通じて、プラスの結果をもたらすことであれば、何でもいいです。あなたにとっての自己投資とは、なんですか？
④思い出作り
ある本の著者が老人ホームを訪ねて、ご老人たちにインタビューする際、人生において後悔していることは何かを質問した時、「人生、最後に残るのは思い出だけ。もっとやりたいことをやっておけばよかった」という回答が最も多かったそうです。
そう、極論すると、人生とは「思い出作り」なのです。
年を取って体が若い頃のように思うとおりに動かなくなって、いつか一人最期を迎える時に残るものは、高級ブランドの服やバッグでもなく、高価な時計でも高級車でもなく、楽しかった思い出だけなのです。
そうであれば、ボーナスを使って元気な若いうちに思う存分楽しんで思い出作りするべきでしょう。
思い出作りを４番目にしたのは、思い出作りの内容によってはお金がかかるし、自分を磨いて高めないと味わえないことも多いためです。
すでにある程度資産に余裕があったり、自分を十分に磨いた自信がある人は、この思い出作りを最優先にしてもいいでしょう。
ちなみに思い出作りというと、一番は非日常的な経験ができる旅行ではないでしょうか。
素敵な恋人と旅行に行くもよし、気の合う仲間でわいわい賑やかに旅行に行くもよし、孤高の一人旅に行くもよし、自分の好きなスタイルの旅行をボーナスで楽しんでみましょう。
非日常的な経験というと、海外旅行でないと無理と思いがちですが、国内でも十分、一生の思い出が作れる場所はありますよ。
⑤欲しかったものを買う
５番目は、どうしても欲しかったものを購入してみましょう。ただ、物を買うことは順番としては後ろになりますね。先ほども述べたとおり、最期の思い出には残らないから。
とはいえ、若いうちは色々と欲しいものがあるはずです。それを買うことで自分を磨くきっかけになるかもしれません。
無理のない範囲で、ボーナスでほしいものを買ってみましょう。
⑥パーッと使う
ここまでの①～⑤まででお金を使ってもまだ余裕があったり、⑤の欲しいものが特に思い浮かばない人は、パーッと美味しいものを食べることなどにボーナスを使ってもいいでしょう。
ちなみにわたしは、新入社員の時から数年間、ボーナスが入ったら同期の仲間と叙々苑に行って、カルビやタンなどの美味しい焼肉を堪能していました。
独身だからこそできる使い方ですが、こんな使い方でも、よく考えたら、思い出の一部になっているものですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
独身男性のボーナスの使い道について、優先順位をつけてご紹介しました。独身女性であっても十分役に立つ内容だと思います。
はっきり言ってしまうと、ボーナスをどう使おうがその人の自由なんですが、わたしが学んだ資産家の考えを少しでも取り入れてもらえれば、より有効な使い方ができるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
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