私は一人暮らしを始めて10年以上経ちますが、最初の頃は料理が下手でした。
自分で作った料理の味に納得がいかず、『どうして美味しく作れないんだろう』、『自分には料理の才能がないのかな…』と思った時期もありました。
でも、今ではそれなりに満足のいく料理を作れるようになりました。
それはなぜでしょう?
ここでは、料理が下手な一人暮らしの特徴と、料理下手を克服する方法についてご紹介していきます。
料理が下手な一人暮らしの5つの特徴
まずは、料理が下手な一人暮らしの特徴を5つ挙げていきます。
①経験不足
実家暮らしの頃から料理をしていたのならともかく、一人暮らしを始めてから料理をするようになったのなら、多少慣れるまで時間がかかります。
でも、忙しい一人暮らしは毎日のように料理する時間はありません。
たまにしか料理を作れないため、最初のうちは経験不足な面は否めないでしょう。
私は男なので、実家暮らしの頃は即席ラーメンくらいしか作れませんでした。
一人暮らし開始当初、何かと慣れないことが多く、まともな料理が作れるまではある程度の時間を要しましたね。
②包丁がうまく扱えない
経験不足にも通じますが、包丁がうまく扱えないと料理にも影響してきます。
包丁で材料を均一に切ることができないと、火の通り方にムラができてしまったりして、料理がおいしく仕上がりにくいです。
包丁の扱いは場数を踏んで上手になる必要がありますね。
③手際が悪い
料理は一度に複数のことを並行して行うことがよくあります。
事前に料理の一連の流れを把握して行動しないと、材料を入れるタイミングが早かったり遅かったり、食材を煮すぎたり焼きすぎたり、ということが起こります。
このように、事前の料理の段取りができておらず、手際が悪いと料理を上手に作れないでしょう。
④レシピを見ず適当に作っている
料理を作る際、何もレシピを見ず適当に作ってしまう。
これは料理下手に最も多い特徴ともいえるでしょう。
料理を作ることは設計図に従いものを構築することに似ています。
必要な材料が足りなかったり、調味料の分量が適当だったり、煮たり焼いたりする時間を自分の勘に頼って行ったりしていては、料理下手を克服することは一生出来ないと言っても過言ではないでしょう。
わたし自身、レシピを見もせず適当に料理を作っては『いまいち。おいしくない…』ということを繰り返していた時期がありました。
今となっては恥ずかしい限りです。
⑤余計なアレンジをする
レシピを見ながら料理をしたとしても、『ちょっと隠し味に〇〇を入れてみようかな』などと、自己流のアレンジを加えてしまうことも、よくあります。
自分ではより美味しくなると思ってしているアレンジが、実は余計なひと手間だと言うことに気づく必要がありますね。
これも私は以前よくやっていました。
少し料理に慣れてきて自信がついてきた時に、よくやりがちな行為と言えますね。
一人暮らしが料理下手を克服する5つの方法
それでは、料理下手な一人暮らしが料理下手を克服する方法を5つご紹介しましょう。
①ご飯をおいしく炊く
料理の味うんぬんの前に、料理と一緒に食べることになるご飯がおいしく炊けていなくてはお話になりません。
せっかく料理が上手にできたのにご飯が美味しく炊けていないと、片手落ちとなってしまいます。
ご飯は確実に美味しく炊くようにしましょう。
詳しくはこちらの記事でご紹介しているので、是非ご覧ください。
忙しい一人暮らしはご飯の量を何合炊く?冷凍保存が節約になりおすすめ!
②調味料などは事前に準備しておく
料理の際、事前に準備できるものはあらかじめ準備しておきましょう。
醤油大さじ〇杯、みりん大さじ〇杯など、特に調味料は細かい分量が味の成否を分けます。
料理番組のように、適量の調味料を事前に小皿などに入れておけば、料理を楽に作り進めることができますね。
③レシピに忠実に従って作る
とにかくレシピに忠実に作ることを徹底しましょう。
これを徹底するだけで、料理の味は格段に良くなります。
簡単な野菜炒め一つ作る際も、ネットでレシピを確認しその通りに忠実に作っていきましょう。
わたし自身の経験談ですが、『今まで作っていた野菜炒めは一体何だったんだ?』と思えるほど、おいしい野菜炒めを作れるようになりますよ。
また、レシピ通りに作った後、自分なりのアレンジで隠し味をするのも素人は避けましょう。
カレーのように自分なりのアレンジを加えてしまいやすい料理も、カレールーの裏面に記載されているレシピの通りに作ることをおすすめします。
カレールーのメーカーが試行錯誤して美味しいカレーを作りあげた結果がそのレシピなのですから、メーカーを信用してレシピ通りに作り余計なものは入れないようにしましょう。
④簡単なものから試してみる
食べてみたいからと言って、いきなり難易度の高い料理を作るのは避けましょう。
まずは簡単なものから試してみることをおすすめします。
先ほど例に挙げた、野菜炒めやカレーのような簡単なメニューがいいですね。
まずはこれらのような簡単なメニューを作って慣れていき、段階を踏んで自信をつけてから、より難しいメニューにチャレンジしていきましょう。
⑤一品を極める
料理を覚えてくると、毎回違う料理を色々作ってみたくなることでしょう。
でも、そうしていると完成度の低い料理を毎回食べることになりかねません。
そこで、まずは『これなら誰かに食べさせても美味しいと言ってもらえるはず!』、『このメニューなら外食せずに自分で作って食べる!』と言える自信を持てるほど、一つのメニューを極めてみましょう。
一品でも極めると、美味しい料理を自宅で自分で作って食べることができ、自分の料理にさらに自信がわいてきます。
そうして一品一品、完成度の高い料理をマスターしていくことで、日々の食生活がうんと楽しいものになってくることでしょう。
さらに自信を深めるには、友人や恋人に料理を振る舞うといいですね。
料理の味を褒められたら、『もっとたくさんの料理を極めたい!』という意欲がわいてきますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
料理が下手な一人暮らしの特徴と、料理下手を克服する方法についてご紹介してきました。
ここでご紹介した5つの方法を実践していけば、忙しい一人暮らしでも充実した食生活を送ることができるようになるはずです。
まだ料理に慣れていない一人暮らしのあなたは、是非お試しくださいね。
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