寒い冬を乗り切るには暖房器具が絶対に欠かせないですよね。特にエアコンの存在は大きいです。
一人暮らしが借りる物件もその大半にエアコンが完備されているので、特に暖房には困らないですよね。
とはいえ、一人暮らしで少しでも電気代を節約したいなら、なるべくエアコンにかかる電気代を抑えたいところです。
というわけで、ここではエアコンの暖房効率をアップさせ、一人暮らしの電気代を節約する方法をご紹介していきます。
Contents
エアコンの暖房効率をアップさせるために事前にしておくこと
カーテンの開け閉め
防寒対策には、カーテンが役に立つことをご存知でしたか?実はカーテンには高い防寒効果があるんです。
まずカーテンは、厚手の遮光・遮熱カーテンをつけましょう。もちろん、窓の幅に合ったカーテンを選びましょうね。
厚手のカーテンをつけることで、窓辺の冷気の侵入を防ぎ、部屋の暖かさを保ってくれます。
曇りや雨の日、夕方以降の日の当たらない時間帯は、カーテンを閉めて外気を防ぐようにしましょう。
逆に晴れた日は、室内に日光を取り込んで暖かくしたいので、カーテンを開けておきましょう。
エアコンのフィルター掃除
エアコンのフィルター掃除は大事な作業です。毎日のように使う場合、目安として2週間に1回掃除するようにしましょう。
フィルター掃除をすることで、電気代を5%節約することができます。
一人暮らしだと電気代は月に大体5,000円くらいかと思いますが、その場合250円安くできる計算になります。
フィルター掃除は、まずエアコンからフィルターを外し、掃除機でほこりを吸い取りましょう。その後、風呂場で水洗いし、しっかり乾かしましょう。
フィルターを乾かしている間に、エアコンの中のほこりも掃除機で吸い取ってきれいにしておきましょう。
フィルターが渇いたのを確認したらエアコンにつけて、掃除は完了です。フィルターが濡れたままエアコンにつけてしまうとカビの原因となるので、気を付けてください。
窓に断熱シートを貼る
窓に貼れる断熱シートがあることをご存知でしたか?この断熱シートを貼るだけで、窓周辺の寒さを抑制する効果があり、エアコンによる部屋の温まり具合がかなり違ってきます。
冷気対策には、断熱シートはなるべく厚手のものをえらびましょう。シートが厚い分、冷気を遮断してくれるので暖房効果も高まります。
ちなみに梱包などに使用する気泡緩衝材、いわゆるプチプチでも断熱シートの代わりを果たせます。ただ、プチプチは窓に貼った時の見た目がかなりみすぼらしくなってしまうので、自宅によく人が来る場合はやめておいたほうが無難でしょう。
エアコンの室外機を掃除
エアコンの室外機はどうでしょうか。実は室外機はもともと室外に雨ざらしにされることを前提に作られています。つまり、室外機は基本的には掃除不要、メンテナンスフリーです。
ただし、室外機裏側の熱交換器の汚れがひどい場合は別です。
熱交換器を掃除し外のほこりなどを取り除くことで、排熱の際に無駄な電気を消費しなくなり、節電になります。
とはいえ、一人暮らしであれば、年に1回の掃除で十分でしょう。タイミングとしては、エアコンを使う前のタイミングがいいですね。まだ暑くも寒くもない5~6月か10~11月辺りがおすすめです。
一人暮らしの場合、エアコンの室外機はベランダに設置されていると思います。掃除の際はエアコンの電源プラグを抜いておきましょう。
そして、室外機裏側に掃除機をかけて、目立ったほこりなどを取り除ければ十分です。
ちなみに、室外機に付着したゴミやほこりは室内のエアコンには混入しない設計となっているので、室外機がえらく汚れていたとしてもご心配なく。
カーテンをしっかり閉める
さきほど、カーテンの開け閉めをすると効果的と書きましたが、エアコン稼働中はカーテンをしっかり閉める必要があります。
カーテンがしっかり閉まっておらず窓の隙間が見えるようだと、それだけ外の冷気が室内に干渉してくるため、寒くなってしまいます。
エアコンを付けたら、カーテンはぴっちりと閉めるようにしましょう。
エアコンの暖房効率をアップし電気代を節約する使い方
エアコンの設定温度を下げる
電気代を節約するという意味では、エアコンの温度設定を下げるのが最も効果的と言えますね。設定温度を1度下げると、約10%電気代の節約効果があると言われています。
しかし、これはさすがに限界があります。特に真冬は寒いので、地域にもよりますが、少なくとも東京住まいで真冬に20度以下の設定では寒いでしょう。
昔エアコン代を節約しようと、真冬にエアコンを18度に設定してしのごうとしたことがありますが、見事に風邪をひき電気代以上の医療費がかかりました(笑)
わたしの経験からも、電気代の節約をする場合でも、エアコンの設定温度は最低でも20度以上にしておいたほうがいいかと思います。
エアコンを自動運転にする
エアコンは温度設定の他、風量、風向などを自由に設定することが可能です。
そして、エアコンの電気代を節約するには、自動運転を選ぶことをおすすめします。
エアコンを自動運転に設定することで、設定温度になるまで最短時間で室内を暖かくし、設定温度に達したら、電気代がかからないよう最小限の運転をして温度を維持してくれます。
このように賢い機能がエアコンには搭載されています。これを利用しない手はないですね。
エアコンのオンオフを頻繁にしない
エアコンは少しでも使わない時間があれば電源をオフにしてしまいがちです。
しかし、30分以内に再度エアコンを使用する場合は電源を切らずにつけっぱなしにしておくことをおすすめします。その方が電気代がお得だからです。
エアコンの消費電力が最も高くなるのは、電源をオンにした時です。電源がオンになったことにより、一からエアコンが稼働することで、設定温度に達するまでにかなりの電力を使うからです。
エアコンと併用して使うと効果的な家電
サーキュレーター
エアコンはサーキュレーターを併用して使うことで、より暖房効果を上げることができます。
まず、エアコンの風向きを最も下向きにします。そして、サーキュレーターを天井に向けて稼働させます。
こうすることで、エアコンの暖かい空気が室内を循環するようになり、結果部屋が暖かくなります。
サーキュレーターがなければ、一般的な扇風機でも十分代替可能ですよ。
加湿器
人間は加湿すると体感温度が上がるのをご存知ですか?いまいちピンと来ない方も、夏場の蒸し暑さを思い出してください。湿度が上がると、より暑さを感じましたよね?
冬に加湿するのに最適なのは、もちろん加湿器です。そして、加湿器にはスチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式の4タイプがあります。
忙しい一人暮らしは、雑菌が繁殖しないよう頻繁な手入れが必要な超音波式は除外、加湿能力が低く部屋も冷えてしまう気化式も除外しましょう。
多少電気代はかかりますが頻繁な手入れは不要なスチーム式、またはスチーム式より価格は高くなりますが消費電力は抑えられ、かつ雑菌も増えにくいハイブリッド式のいずれかをおすすめします。
ちなみに、わたしはスチーム式を使用しています。目に見えて蒸気を出してくれるので、加湿効果は抜群ですよ。
ただ、加湿器を持っていない場合、他の手段で加湿することも可能です。
一人暮らしの場合、洗濯ものを室内に干したり、やかんでお湯を沸かしたり、水の入ったコップを室内に置いておくだけでも加湿効果がありますよ。いろいろと試してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エアコンの暖房効率をアップさせ、一人暮らしの電気代を節約する方法をご紹介してきました。
エアコンはリモコンのスイッチひとつで部屋を暖かくしてくれるので、大変便利でありがたい家電ですよね。
ぜひこの記事の内容を活かして、エアコンの節電を実現しましょう。
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